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ホテルのフロントスタッフとしてやりがいを感じながら、日々慎ましやかに暮らす小野辺。そんなある日現れた権堂という客は、すべての案内で小野辺を指名し無理難題を押しつける。止まない権堂からの呼び出しに、小野辺は自身の落ち度を心配するが…。※本電子書籍は『mimosa vol.37』収録の「ナンバー9のセルフィッシュ 第一話」と同じ内容です。
小野辺に無理難題を押し付ける権堂の狙いは、自社の新ホテルに優秀なスタッフをスカウトするためだった。今の職場に思い入れがある小野辺は権堂からの引き抜きを断るも、「必ず手に入れる」と彼に引き下がる気はなく…。※本電子書籍は『mimosa vol.39』収録の「ナンバー9のセルフィッシュ 第ニ話」と同じ内容です。
強引な誘いをしてくる客に困っていたところを権堂に助けられた小野辺。借りを返す形で権堂と食事に行くことになった小野辺は、引き抜きに対する彼の真摯な思いを知る。それ以来、仕事をしていても権堂はいつ来るのかと考えてしまい…。※本電子書籍は『mimosa vol.41』収録の「ナンバー9のセルフィッシュ 第三話」と同じ内容です。
家族からの期待を背負いながら、部下をまとめ堂々としている権堂。そんな彼が自分にだけ弱さを見せる姿に、小野辺は言葉にならない感情がこみ上げる。権堂の休憩に付き添っているうち、そのまま彼の客室で寝てしまった小野辺は…。※本電子書籍は『mimosa vol.44』収録の「ナンバー9のセルフィッシュ 第四話」と同じ内容です。
偶然聞いてしまった会話から、今までの権堂の言葉はすべて引き抜きのためだったのかと思う小野辺。引き抜きの話ではなく、権堂自身に惹かれていたことに気づいた小野辺は、今のホテルで成長していきたいと決意する。引き抜きを正式に辞退した小野辺は…。御曹司×ホテルマンの駆け引きラブ、完結！ ※本電子書籍は『mimosa vol.46』収録の「ナンバー9のセルフィッシュ 最終話」と同じ内容です。
