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大西珠子は、大学の雰囲気に馴染めず、やりたいこともなく、自分に自信を持てずにいた。そんな中、真秀という男性と出会う。真秀は隣の専門学校で油絵を教える非常勤講師だった。真秀の勧めでクロッキーに挑戦した珠子は、鉛筆の感触と、そして真秀の手の温もりに、今まで感じたことのない感情を覚え始めて…。夢に出会った女と、夢に苦しむ男の、運命狂わすラブストーリー。（50P）
真秀に絵の先生になってほしいとお願いした珠子。真秀は、「他の生徒にバレないように」という条件を出して引き受ける。アトリエで人物デッサンに挑戦することになった珠子だが、そのモデルは真秀で…？ 夢に出会った女と、夢に苦しむ男の、運命狂わすラブストーリー。（33P）
秘密で絵のレッスンをしていることが他の生徒にバレそうになり、慌てて隠れる珠子と真秀。真秀の体温とにおいを感じて、珠子は顔を赤らめる。珠子は自分が絵を描きたいのではなく、本当は真秀が好きなのではと悩みはじめ…。夢に出会った女と、夢に苦しむ男の、運命狂わすラブストーリー。（33P）
真秀に抱きしめられたあの日から、真秀と顔を合わせていない珠子。そして真秀自身も、珠子に何故あんなことをしてしまったのだろうと戸惑っていた。2人が再会した日、珠子は、真秀の心の深い部分に触れることになって…？ 夢に出会った女と、夢に苦しむ男の、運命狂わすラブストーリー。（35P）
真秀への好意を自覚した珠子は、自分は絵が好きなのではなく、ただ真秀に近付きたいだけだったのではと悩む。そんな中、ある言葉が珠子を、そして珠子の才能をも大きく刺激することになって―？ 夢に出会った女と、夢に苦しむ男の、運命狂わすラブストーリー。（37P）
「好き」はそこまで複雑じゃない―。絵も真秀のことも好きでいいと前向きになった珠子。一方、珠子の才能を目の当たりにした真秀は、平然を装いつつも複雑な心境を抱えているようで…？ そんな中、真秀に会いに来たという男・凪良（なぎら）に声を掛けられた珠子は…。夢に出会った女と、夢に苦しむ男の、運命狂わすラブストーリー。（29P）
