あらすじ

【世界はきっと優しくない。】親切で友好的な神父×冤罪で服役していた男頭おかしい…気持ち悪い…お前が死ねば良かったのに…生きてる価値ない…「あなたにとって“愛”とはなんですか?」ーー子供を犯し殺した罪を着せられ服役していた秋鷹 一郎(あきたか いちろう)。人生に絶望し自殺を図るも、若く誠実そうな神父の木場(きば)に助けられる。犯罪者のレッテルを貼られた自分にも慈悲深く親切にしてくれる木場。ずっと探し求めていた幸せ。誰にも責められない穏やかな日々。そんな救いが、ここにあるのだろうか?虫飼 夏子デビュー作。表題作他、ペドフィリア×男性教諭を描いた短編『スケープゴート』も収録。
穢れのない人【コミックス版】上

【世界はきっと優しくない。】親切で友好的な神父×冤罪で服役していた男頭おかしい…気持ち悪い…お前が死ねば良かったのに…生きてる価値ない…「あなたにとって“愛”とはなんですか?」ーー子供を犯し殺した罪を着せられ服役していた秋鷹 一郎(あきたか いちろう)。人生に絶望し自殺を図るも、若く誠実そうな神父の木場(きば)に助けられる。犯罪者のレッテルを貼られた自分にも慈悲深く親切にしてくれる木場。ずっと探し求めていた幸せ。誰にも責められない穏やかな日々。そんな救いが、ここにあるのだろうか?虫飼 夏子デビュー作。表題作他、ペドフィリア×男性教諭を描いた短編『スケープゴート』も収録。

穢れのない人【コミックス版】下

【これは、彼らの罪と罰。】闇を抱えた神父×人生に絶望した男好き…あなたの心を楽にしたい…何があっても君の味方だ。「私はあなたに左の頬を差し出しましょう。」ーー15年前、冤罪で逮捕された秋鷹(あきたか)。自分に罪を着せた真犯人が心を許していた木場(きば)だったと、秋鷹は絶望する。しかし、嘆き怒り追い詰められた秋鷹は木場と出会った意味を、自分がここに遣わされた意図を朝日の中で見出すのだった。木場を赦し、受け入れることを決めた秋鷹。彼の瞳に見えたのは、この悲しい人間を救わなければならないという使命。それとも或いは共に堕ちる地獄かもしれない。この感情は慈悲なのか、愛なのか、2人の新しい生活が始まるーー。狂おしくて切ない愛の物語。表題作他、セックスにトラウマを抱えた売れっ子役者を描く短編『仮面のなかみ』も収録。