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100分で名著でも取り上げられた「アイヌ神謡集」編集、翻訳し、若くして亡くなったアイヌの女性・知里幸恵をモデルした、2023年秋公開の映画「カムイのうた」のコミカライズ。北里テルはユカラの伝承者、伯母イヌイエマツの勧めで旭川の尋常小学校に転向する。成績は優秀だが言われない差別に苦しむ。友人となったヒサシは祖父レモクの墓を和人に荒らされて以来、和人に敵意を抱いている。そんな時、彼らはアイヌだけの学校に集められ、さらに差別を受けるのだった。成長したテルの前に兼田教授が現れ、伯母のユカラを聞きに来る。テルの才能を見出した兼田教授はユカラの日本語訳を頼むのだった。テルとヒサシの恋を絡めながら、アイムの差別の歴史と、ユカラなどアイヌ文化の誇りやすばらしさを描きます。