「なんであんな地味だった子が、私より幸せそうなんだろう?」専業主婦・舞の前に現れた隣人・しのぶ。彼女は舞の中学時代の同級生だった。優しげな夫の横で美しい笑みをたたえる彼女は、昔の暗くて冴えなかった「しのぶ」とはまるで別人。あの日、同じ教室にいたはずなのに、今の私たちは「女」として何もかもが違いすぎる――。みじめな気持ちに苛まれる中、舞は自分の夫としのぶの密会現場を目撃してしまい…!? 2組の夫婦の過去と現在、愛と憎しみが入り乱れるダークサスペンス! ―本作品は小説投稿サイト「エブリスタ」で人気の「隣人~美しい悪魔~」のコミカライズです。
自分とは何もかも違うしのぶ、そんな彼女に浮気している夫。落ち込んでいる舞を励ましてくれたのは、何も知らないしのぶの夫・成瀬さんで…
「悪魔に願うなら何を捧げる?」しのぶの意味深な台詞に戸惑う舞。変わらず心配してくれる成瀬さんに夫・裕太への不信感を打ち明けると、彼の様子が豹変し――?
しのぶは10年以上前に亡くなっていた!? じゃあ舞の目の前にいる彼女は一体誰――? 一方で裕太が目を覚ますとそこは知らない部屋で、目の前には成瀬が――...。
「お前に選択肢を与える。子供の目の前で殺されるか、その手で自分の子供を締め殺すかだ」舞が駆けつけるとそこには、倒れている成瀬と、息子の太一にナイフを突きつける裕太がいて…!?
あれから――裕太は精神科に入院し、舞は太一と実家に戻って暮らしている。ふと思い立ってしのぶの家の跡地へ赴くと、見知らぬ女性がそこにいて――…? 感動の最終話!