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「そなたの『呪い』この土御門万緒(つちみかど まお)がもらい受けましょう!」継母・彰子の結婚式で、美琴は陰陽師の万緒に1か月後の呪死を宣告される。幸せを感じたい…美琴は陰陽師に嫁ぐことに!
「呪詛祓いの見返りに、なにを求められてもおかしくない…」不安になる美琴だが、陰陽師・万緒の興味は呪いのみ?人に慣れない式神の朱々にも気に入られ、さらに万緒の興味を引いてしまい、戸惑う美琴は…。
「ご自分の呪詛を存分に味わうことになるでしょう」美琴が受け取った小箱には呪いが…。呪詛返しを行う万緒に陰陽師の本性を見る美琴。その二人に継母・彰子の結婚相手の慶治から社交界への誘いが…。
「九条家の令嬢を娶っておきながら結納もなしに済ませるおつもり?」悪名高い陰陽師・万緒に強請りたかろうとする継母の悪意を感じた美琴は、それを撥ねつける!しかし美琴は万緒を妬むものの存在を知り…。
「慶治様が私に呪詛をかけた…万緒様の命まで狙っている」華やかな社交界で、暗い企みを知った美琴は万緒に知らせる…。親友の裏切りを知った万緒は衝撃を受ける。…そして美琴の呪詛払いが始まった…。
「呪いの消えたそなたに、興味はありません」万緒に離縁状を突きつけられた美琴。九条家に戻り何気なく占いに興じていると、なんと万緒に凶兆が…そして美琴は…。悪役陰陽師と呪われ令嬢、ついに完結!!
