ひとりになって女は強くなれた。ひとりになった男は弱っていた――。夫の不倫から離婚を切り出され、家も専業主婦という立場も失った愛菜。一転、夜の蝶として働き始めるが、出勤先のクラブは、税理士・岸本の顧問先だった。つれない岸本に対してさみしく思う愛菜の前に、元夫の宏之が現れる。さらに、愛菜を初指名した不動産営業マン・一条も登場。自らの足で歩き始めた愛菜だけれど、心は強く揺さぶられて――。夜職の女は、心の拠り所を求めちゃダメなの…? 『あなたがしてくれなくも』のハルノ晴最新作。離婚宣告から始まる人生やり直しストーリー!
なんだろ…夫がアレなのはもちろんだけど、主人公もどうにもイラついてしまう あまりにも幼稚… それとも、今時「明るさだけが取り柄な主人公が男に愛され男によって引き上げられる」「男は女のピュアさや幼稚さ(純粋とかまっすぐとか形容する)に惹かれる」話だから腹立つんかな… 男に捨てられて別の男にチヤホヤされる話は苦手なんだよね… 結局男ありきやんけという