あらすじ『魍獣』たちを統べる王と言われている『クシナダ』の回収を依頼されたヤヒロは、二十三区深部へと到着する。そこで目にしたものは、野菜畑と──、『魍獣』にまたがる日本人の少女だった。少女からは強い警戒をされるものの、同じ日本人として対話をするヤヒロ。しかし、その対話は轟音とともに打ち切られる。「以後『クシナダ』はRMSが預かる。速やかに引き渡してもらおう。抵抗したければ、しても構わないがね。」龍と龍殺し。相反する2人が紡ぐ血と絆の新たな物語、第2巻。