あらすじ

「お前を失くしては、もう生きられない。」訳あって別れたかつての恋人・アルフレートと再会した半魔の騎士・カイル。アルフレートに隠していた自身の過去を明かし、すれ違いを解消して以来、カイルは彼から甘くひたむきな愛情を注がれながらも、自身の生い立ちに対する負い目から未だその想いに応えられずにいた。そんなある日、カイルは魔族の長であるキトラ・アルヴィースと出会い、逃れられない血縁の秘密を知らされて――。
半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される1

「もう逃がさない。お前がどこへ行こうとも。」魔族と人の間に生まれ、ドラゴンの言葉を理解する騎士・カイルは、ある日、昔の恋人・アルフレートと再会する。カイルは三年前に別れてから、彼を忘れた日はなかった。だが、かつて直属の上司だったアルフレートは今や辺境伯で、自分はただの平民の騎士。――それに、カイルは誰にも言えない、とある秘密を抱えていた。カイルは自分がアルフレートの傍にいる資格はないと、距離を置こうとするけれど、アルフレートはそれを許してくれなくて……?

半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される2

「お前を失くしては、もう生きられない。」訳あって別れたかつての恋人・アルフレートと再会した半魔の騎士・カイル。アルフレートに隠していた自身の過去を明かし、すれ違いを解消して以来、カイルは彼から甘くひたむきな愛情を注がれながらも、自身の生い立ちに対する負い目から未だその想いに応えられずにいた。そんなある日、カイルは魔族の長であるキトラ・アルヴィースと出会い、逃れられない血縁の秘密を知らされて――。