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蒸気都市は蒸気機関の異常発達により発展した帝都である。そのため、帝都は常に白い煙でおおわれてきた。その白い煙にまぎれ悪事をはたらく数多くの怪人・怪盗と戦う勇気ある者たち ――彼らが正義の蒸気探偵団なのだ!!
鳴滝探偵事務所を訪ねてきたのは――怪盗ル・ブレッド!? どちらが先に蒸気都市に眠る五つの秘宝を探し出せるか勝負を仕掛けてきたル・ブレッド。その誘いに乗った鳴滝に危険だと鈴々は心配するが、順調に暗号を解読する鳴滝。しかし、怪盗ル・ブレッドには何か企みがあるようで…!?
蒸気都市で一番大きな帝都オペラ座。そこで起きている連続事件は、怪盗ル・ブレッドが歌声の天使と呼ばれるプリマ・ドンナ達を誘拐し、その歌声を奪うというものだった…!! 歌声の天使を傷一つつけないと言うル・ブレッドが女性の喉を薬で潰すという残忍な犯行をすると思えない鳴滝は、犯人がもう一人いるのではないかと推理するが…。
巨大人形博覧会――メガトン・エキスポ。そこで展示されることになった鈴々の父・周博士が作った「斬奸」。それを知ったDr. ギルティは、最高傑作・シャドウ＝ボルト５号を率いて周博士の脳が移植された巨大人形「強力」を倒すため、巨大人形博覧会に攻め込んできて…!?
アリマンタンド卿の“錬金術の秘宝”その秘密を求め衝突する鳴滝とナイト・オブ・ファンタム、そして不治の病・エイラル病でに苦しむ怪盗ル・ブレッド。鳴滝の執事・川久保は“錬金術の秘宝”の秘密を知っている様子だが…!? そして川久保の日記から“錬金術の秘宝”を知ったル・ブレッドは自分の城に鳴滝を呼び出し、命を懸けた最後の戦いを挑む――!!
