あらすじ

――300人の「うさぎ」達よ、未知の襲撃者から生き延びろ。デスゲームへの参加を繰り返す常連プレイヤー、幽鬼《ユウキ》。彼女が「99連勝」を目指すきっかけになった、バニーガール達による“史上最悪のゲーム”と“師匠”の姿を辿る――。《キャンドルウッズ》編始動!美少女達の予測不能デスゲーム、第2巻!!
死亡遊戯で飯を食う。(1)

プレイヤーネーム:幽鬼《ユウキ》17歳、生業はデスゲーム。一攫千金、かつ命懸け。参加者は美少女限定。正真正銘、人が死ぬショービジネス。そんな“死亡遊戯”が、天職で、生き甲斐。なんとなく、でも“ここ”に決めた。美しく、容赦なく。めくるめく死線を切り抜けろ。戯れに、切実に。前人未踏の「99連勝」を目指せ!!『このライトノベルがすごい!2024』新作第1位獲得の話題作コミカライズ!!《ゴーストハウス編》特別描き下ろし参加者プロフィールも完全収録!!美少女×コスプレ×デスゲーム、第1巻!

死亡遊戯で飯を食う。(2)

――300人の「うさぎ」達よ、未知の襲撃者から生き延びろ。デスゲームへの参加を繰り返す常連プレイヤー、幽鬼《ユウキ》。彼女が「99連勝」を目指すきっかけになった、バニーガール達による“史上最悪のゲーム”と“師匠”の姿を辿る――。《キャンドルウッズ》編始動!美少女達の予測不能デスゲーム、第2巻!!

死亡遊戯で飯を食う。

彼女がデスゲームに参加し続けるたったひとつの理由 #1巻応援

死亡遊戯で飯を食う。 ねこめたる 万歳寿大宴会 鵜飼有志
兎来栄寿
兎来栄寿

『このライトノベルがすごい!2024』の新作部門1位を獲得した鵜飼有志さんの小説のコミカライズです。 女の子だけで行われるデスゲームですが、通常のデスゲームものと大きく異なる点があります。 多くのデスゲーム系作品では、主人公は自ら望んだものではないゲームに巻き込まれるパターンが非常に多いです(『バトル・ロワイアル』、『BTOOOM!』など)。 望んで参加する場合には、借金返済のためといった理由が多いです(『カイジ』シリーズや『トモダチゲーム』など)。 しかし、本作の主人公・幽鬼は自ら望んで、金銭などのためではなくゲームに参加し続けます。その動機は「99回のクリアを目指す」ということ。デスゲーム自体が生きる目的になってしまったという、バーサーカー的な存在です。 物語の最初に描かれるゲームは幸いにして協力型なので、既に27回クリアしているヘビーリピーターの幽鬼は、いわば仲間として頼りになるスーパー船井。知識もノウハウもある彼女がいればクリアは難しくない……とはいえ、そこは極限状況。次に何が起きるか、誰が裏切るかもわからない疑心暗鬼のデスゲームの醍醐味が描かれていきます。 そこそこハードな描写も出てくるので、苦手な方はご注意ください。 しかし、とにもかくにも作画の万歳寿大宴会さんの絵が大変にお強い! 女の子が全員とてもかわいいです。そんなかわいい女の子たちが、生と死のあわいで表情を歪めていく姿。福本マンガの金持ちの気分を疑似体験できるようです。 既存のデスゲーム作品へのメタ的な部分も含まれており、デスゲーム好きの方、サスペンス好きの方にお勧めです。