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友人・西島(にしじま)からの頼みで、突然男性Ωの恋人役になったαの福山(ふくやま)。相手である寺崎(てらさき)は結婚間近の姉を安心させるため、福山を偽りの恋人として姉に紹介する。偽りの関係から始まった2人だが、なんだか気になり━━。
友人・西島(にしじま)からの頼みで、突然男性Ωの恋人役になったαの福山(ふくやま)。相手である寺崎(てらさき)は結婚間近の姉を安心させるため、福山を偽りの恋人として姉に紹介する。偽りの関係から始まった2人だが、なんだか気になり━━。
改めて正式に付き合うことになった貴仁(たかひと)と遙真(はるま)。貴仁は過去のトラウマを思い出してしまい、遙真とどう向き合うべきなのか悩んでしまう。そんな時、遙真がまた発作を起こす。
「あなたは１人じゃない」――貴仁(たかひと)の過去とα性の悩みを受け入れてくれた遙真(はるま)。少しずつお互いに恋人らしさが生まれ、距離も近づいていくが、遙真は何か想うことがあるようで…。
発情期（ヒート）が始まった遙真（はるま）は、施設で過ごした幼い頃を思い出して苦しむ。そんな遙真を抱きしめてくれたのは、心配で自宅に来てくれた貴仁（たかひと）だった。しかし遙真の様子を見た貴仁は、自身が恋人として何ができるのか悩んでいた。そんな時、職場で「――…先輩？」と声をかけられて――。
どんな時でも支えになりたい。だから――「そばにいさせてくれ」貴仁は（たかひと）は自分ができることとして、遙真（はるま）に番になることを提案する。その言葉を受けた遙真の答えは……。
