天の御使 地の護鬼

天の御使 地の護鬼

ーーそれは5年に一度、新年祭から7日のうちのこと 天使様は必ず天翔る馬に乗って降りて来られる…… 使命に瞳を輝かせ、下界を見下ろすドリーと、タクヤ、ルオシー、ギテ。『天使』を自称する彼らだが、その乗り物は近未来的な空輸送機。危険な地上で彼らを護るのは『鬼』と呼ばれる不気味な生き物。しかし命令がなければ動けないという姿は、まるでロボットのようである。いったい『天使』とは?『鬼』とは? なぜ地上へ降りてくるのか……!? 少し不思議で壮大な物語《ジュブナイル》が、いま幕を開けようとしている!
これは昨日の夢の話なんですが

これは昨日の夢の話なんですが

夜ごと明晰夢を見る「私」がいざなわれた、摩訶不思議な“向こう側”の世界―― 「夢幻のあすも」シリーズとしてコミティアで1作ずつ頒布していた同人誌に、描き下ろし1篇+表紙小品を合わせ、ついに電子書籍化! 荒唐無稽と深層心理を軽やかに混ぜ合わせ、確かな画力で描き出す短編集。幻想的でありながらどこか哲学的。夏目漱石『夢十夜』を彷彿とさせる7篇の“夢物語”たち。『奥様の話』 ヴィクトリア時代。夫が執事を殺害する現場を見てしまった奥様は、主治医の元へ駆け込むが、そこで衝撃的な事実を知らされる―― 『硝子瓶の話』 亡くなった造形作家の回顧展へ行くと、そこには彼の幼いお嬢さんがいて―― 『秘密の鍵の話』 発砲事件の現場で見つけた鍵の正体を探す新米刑事は、“あの人”に話を聞きにいく―― 『氷の階段の話』 氷でできた高い塔の螺旋階段を、どこまでも延々と上り続ける私。その先で目にしたものとは―― 『隠し事の話』 殺人事件を捜査する私。犯人逮捕の先にあった、第一容疑者たちの隠し事とは―― 『虹色の蛙の話』 高原でバスを待つ私は美しい蛙に出会った。そこで私がとった行動と、その結果―― 『藤の鹿の話』 表紙イラストと短文
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