あらすじ

「榎本さんが事故に遭ったって…!」思いもよらぬ知らせが舞い込み、急いで病院へと駆けつける慈と伊野。そこで伊野は同性であるがゆえの、聖への叶わぬ想いを痛感する。その姿を見た慈の意外な行動により、三人の関係は急速に加速し始める――。名もない心と向き合う三人の男女の物語、ここに完結。
紺青の恋 1巻

劇場職員として働く坂井慈・32歳。大好きな劇場で働き、仕事のあとは趣味の舞台観劇を楽しみ、“恋愛”抜きでも充実した日々を過ごしていた。そんなある日、仕事の関係で出会った聖と伊野をきっかけに、慈の心の奥底に沈められた何かが動き出す。--これを人は、恋と呼ぶのだろうか?三人の男女の“名もない心”を描いた、奇妙で優しい三角関係の物語。

紺青の恋 2巻

「じゃあ三人で付き合う?」突拍子もない聖の提案に困惑する慈と伊野。そんな二人をよそに話は進み、お互いを知るためにまずは、“三人で”デートすることに。付き合うことへの「答え」を宙ぶらりんにしたまま、奇妙な三角関係が始まるーー。三人の男女が織りなす、友情のような、恋情のような、“名もない心”と向き合う物語。

紺青の恋 3巻

「榎本さんが事故に遭ったって…!」思いもよらぬ知らせが舞い込み、急いで病院へと駆けつける慈と伊野。そこで伊野は同性であるがゆえの、聖への叶わぬ想いを痛感する。その姿を見た慈の意外な行動により、三人の関係は急速に加速し始める――。名もない心と向き合う三人の男女の物語、ここに完結。