あらすじ
好きな人がいます。遠いところに。遠いところだったのに――。2次元至上主義のオタク、愛理。彼女が虚構と現実の狭間【2.5次元】で出会ったのは、実在する主人公だった。オタクが推しにガチ恋をしないでいられるのは、その“距離”のおかげでしょ。安全圏外のラブストーリー、開幕。
好きな人がいます。遠いところに。遠いところだったのに――。2次元至上主義のオタク、愛理。彼女が虚構と現実の狭間【2.5次元】で出会ったのは、実在する主人公だった。オタクが推しにガチ恋をしないでいられるのは、その“距離”のおかげでしょ。安全圏外のラブストーリー、開幕。
好きな人がいます。遠いところに。遠いところだったのに――。2次元至上主義のオタク、愛理。彼女が虚構と現実の狭間【2.5次元】で出会ったのは、実在する主人公だった。オタクが推しにガチ恋をしないでいられるのは、その“距離”のおかげでしょ。安全圏外のラブストーリー、開幕。
2.5次元はよくわからないと思っていたのですが、なるほど。 「錯覚」。 私は好きな作品の実写ドラマ化は、現世へ連れてこないでと悲しむタイプです。 作者さんがどんなに絶賛していようと、それはそれ、これはこれ。 二次元の絵を、動いて喋る生身の人間に当てはめることが、受け入れられないのです。 現実世界では存在し得ない髪型が、再現されていても、されていなくても、許せなくなるほどです。 いや、もうほんと――失礼しました。熱くなり過ぎました。 なので、第一話の主人公には同意しかなく!!と思っていたのですが、まさかそうなるとは。 読んでいて、最近流行りの2.5次元を楽しむ人達、というか、2.5次元の沼にはまり込んだ人たちはこういう感じなのかと、大変勉強になりました。 『【推しの子】』でも2.5次元は取り上げられていましたが、沼ったファンサイドからというのはまた新しい視点です。 どこまでリアルなのか分からないあたり、『明日、私は誰かのカノジョ』のような怖さもある漫画ですね。 私もいつか、ひょんなことから実写について、手のひらクルンするかもしれません。「深淵をのぞくとき」と言いますので。