あらすじ

御厨玲治は僕の恋人だ。僕の知っている男の中で一番綺麗で、一番頭がよくて、一番謎めいている。僕は玲に可愛がられ、なにもかもを与えられている……たったひとつのものを除いて。そのたったひとつのものが、僕は欲しくてたまらない。僕は玲が好きで好きでたまらないのに、抱いてもらえない。全身で好きだと伝えたいのに、玲はそれを拒絶する。どうしてだろう……?大切な人の幸せを祈る愛の物語が、ここに──!『明日が世界の終わりでも』『largo』に書き下ろし『witness』を同時収録。/本作を3つに分けた分冊版も同時配信しております。※電子版には挿絵は収録されておりません。ご了承ください。
Blue Rose -榎田尤利作品集-【合冊版】

僕は愛を売るんだ──青山にある、看板のないバー『FILAMENT』。そこでは花のオーダーができる。蘭、白百合、向日葵、カラー、そして薔薇。なかでも最も高価な花は青薔薇で、その花について詳しいことは知らされない。愛を売る青年、青の物語が始まる──!※本作は過去に配信していた『BlueRose』『SleepingRose』に書き下ろし『Weeds』を新たに収録したものです。/本作を3つに分けた分冊版も同時配信しております。

ハンサムは嫌い。 -榎田尤利作品集-

ハンサムな男ほど大嫌いなトップスタイリストの由比若葉は、新しい仕事場を訪ねた朝、見た目のよさが最大の取り柄の男・真壁英生と出会った。互いに相手に不快感を抱き、第一印象は最悪なふたりだったが、知り合ううちに好意を抱くようになり……!?『ハンサムは嫌い。』『無作法な紳士』に書き下ろし『秘書と苺』を収録。※電子版には挿絵は収録されておりません。ご了承ください。

聖夜 -榎田尤利作品集-

設計事務所で働く縞岡は、婚約者と訪ねたマンションの内覧会で、十年ぶりに雨宮那智、アマチと再会した。十六から十七にかけてのふたりの時間は、北の地の短い夏のような輝きがあった。長い空白の時間を越えて、再会したときから、縞岡はアマチに触れたくてたまらなくなった。那智は縞岡が恋しくてたまらなくなった。会わないほうがいい。でも、会いたい。会いたくて、たまらない──傷つけながら、傷つきながら、恋は深まり……『聖夜』『名前のない色』に書き下ろし『GRAY』を同時収録。※電子版には挿絵は収録されておりません。ご了承ください。

明日が世界の終わりでも -榎田尤利作品集-【合冊版】

御厨玲治は僕の恋人だ。僕の知っている男の中で一番綺麗で、一番頭がよくて、一番謎めいている。僕は玲に可愛がられ、なにもかもを与えられている……たったひとつのものを除いて。そのたったひとつのものが、僕は欲しくてたまらない。僕は玲が好きで好きでたまらないのに、抱いてもらえない。全身で好きだと伝えたいのに、玲はそれを拒絶する。どうしてだろう……?大切な人の幸せを祈る愛の物語が、ここに──!『明日が世界の終わりでも』『largo』に書き下ろし『witness』を同時収録。/本作を3つに分けた分冊版も同時配信しております。※電子版には挿絵は収録されておりません。ご了承ください。