妻と子を亡くしてから、独りで純喫茶を営んでいる幸一。彼がある日出会ったのは、家出中だという謎の美少年。その正体は、大衆演劇の女形スターであり、世間から行方をくらましている喜多川艶之助だった。艶之助は、幸一の店でしばらく住み込みで働きたいと幸一に提案する…。父親になり損ねた幸一と、世間から身を隠す女形スター・艶之助の同居生活が始まって…?
妻と子を亡くしてから、独りで純喫茶を営んでいる幸一。彼がある日出会ったのは、家出中だという謎の美少年。その正体は、大衆演劇の女形スターであり、世間から行方をくらましている喜多川艶之助だった。艶之助は、幸一の店でしばらく住み込みで働きたいと幸一に提案する…。父親になり損ねた幸一と、世間から身を隠す女形スター・艶之助の同居生活が始まって…?
幸一と艶之助、この二人は出会うべくして出会った二人なのだと思う。 お互いがあの時必要な存在だったのだと思います。 幸一が艶之助に救われてる感強いのかなと思ったけど、艶之助も幸一に救われて助けられて前に進めたんだなぁ。 そして、オムライスが美味しそうだった。 艶之助父の人生は理不尽で…の長セリフの所、グッときましたね。他にも良い言葉が散りばめられていて思わずスクショした。 2巻完結ですが、とても内容の濃い心に響く良い作品でした。