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【この作品は同タイトル分冊版の1～4巻と描き下ろしイラストを収録した単行本版です】「いつからだろう…家族の愛を欲しいと思わなくなったのは――。」伯爵家に生まれた双児の娘…そのどちらかが生まれる前から「悪魔の花嫁」になる運命を定められている。何も知らず平和な日々を過ごした双児は、ある日、妹の手に現れた「悪魔の紋様」によって人生が狂わされることに――…。家族からの関心と愛情を一身に受ける妹・リューナと、誰からも見向きされず、孤立していく姉のルジー。そして双児を取り巻く人々の醜い感情と欲望……真の「悪魔の花嫁」となるのはいったい――？
【この作品は同タイトル分冊版の5～8巻と描き下ろしイラストを収録した単行本版です】「悪魔の花嫁」となる約束のもと誕生した双児の姉妹・ルジーとリューナ。妹・リューナの手に「悪魔の模様」が現れてから少しずつ２人の間に溝が生まれていく。自らの運命を知ったリューナは不安と恐怖を膨らませ、やがて姉のルジーを拒絶するように。リューナに振り回される家族と、孤立していくルジー。そして家族の歯車が狂い始めていく中、「私はリューナの味方よ 友達になりましょう」そう言ってある女の子が近づいてきて…。悪魔に運命を司られた双児の物語、第２幕！
【この作品は同タイトル分冊版の9～12巻と描き下ろしイラストを収録した単行本版です】「レディ、我にあなたを助けさせてください」妹・リューナと以前のように仲良くなりたくてお祖母様を家に残してマリーの別荘へ出かけたルジー。リューナに喜んでもらいたくて、木の実を拾いに森へ入るがあたりはどんどん暗くなってしまい──。心細くて泣き出したルジーの前に突然現れたのは、モリオン・クラウス・ハインリッヒと名乗る男性だった。彼に自宅へ送り届けてもらったルジーは愛するお祖母様が亡くなったことを知り、そばにいてあげられなかった自分を責めるが…。モリオンと初めての出会いを果たしたルジー、運命が大きく動き出す第３巻！
【この作品は同タイトル分冊版の13～16巻と描き下ろしイラストを収録した単行本版です】「私はこんなところで死ねない」15歳の誕生日を迎えた双児の姉妹。悪魔に狙われた娘として周りから特別扱いされる妹・リューナと、モリオンと出会い自分こそが「悪魔の花嫁」と自覚するルジー。ある夜、歪んだ感情を抱くリューナは冷たい井戸にルジーを突き落してしまう──…。悪魔との契約が果たされるまで、残されたのは１年。ますます溝が深まっていく双児の関係、そして明らかになっていくモリオンとクリシュナの過去。物語の核心へと迫る注目の第４巻！
【この作品は同タイトル分冊版の17～20巻と描き下ろしイラストを収録した単行本版です】「あの頃のように戻りたいと僕は思っています──」悪魔の花嫁となる16歳の誕生日が近づくにつれ、恐怖と不安でいっぱいになっていく妹のリューナ。一方、姉のルジーは自分こそが悪魔に選ばれた娘と確信し、モリオンに嫁ぐ日を心待ちにしているが──。シスタークリシュナはモリオンとルジーを引き裂くため悪魔をもつらぬけるという剣を差し出し、「その剣で姉を殺しなさい」とリューナを唆す。クランはルジーが悪魔に心惹かれていることを知りながらレックス家を救うために彼女に婚約を申し出るが…?それぞれの欲望と思惑が絡み合う第５巻！
【この作品は同タイトル分冊版の21～24巻と描き下ろしイラストを収録した単行本版です】「私は旦那様を愛してます」300年前から続くモリオンへの愛憎により、悪魔との契約を成就させまいとしてクリシュナは執拗にルジーの命を狙う。毒が仕込まれた剣で傷つけられたルジーは助けに現れたモリオンの腕に抱かれ改めて２人は愛を誓い合うが、ルジーの毒を浄化することはできず…!?かつて仲睦まじい双児だったルジーとリューナ。悪魔との契約によって運命を分けられた２人がついに「約束の日」を迎える──！人の心の深淵に迫る悪魔と人間の物語、堂々完結！
※ネタバレを含むクチコミです。