札幌に旅行に来ていた雪子は婚約者の智に似た男、仁と出会う。右手に傷を持ち、北の狼と呼ばれて恐れられる仁に雪子は心を奪われる。
智は競技麻雀プロとしての道を歩み始めていた。そんな折、雪子をきっかけに仁と智は、東京で運命的な出会いを果たす。
プロとして最高峰の地位にのぼりつめた智の前に再び仁が姿をあらわす。ふたりの男の宿命の対決が今、幕を開けようとしていた。