あらすじ

鬼才・のがみけい先生が描く、大作「芥子の花」の20年後の描くヒューマンストーリー! 父・樋口洋介が溺愛した名画・ボラノワール作の傑作「少女」「少年」が盗まれた。母・岩瀬美和子も大切にしていた絵画だっただけに、なんとかして取り戻したいと思う息子・岩瀬洸洋とAQUAホールディングスCEO・穂波幸弘だった。そして、レッド・コネクションと名乗る謎の組織から身代金20億円の要求が届く。過去、同様な事件でお金を払わなかった時は、その名画は公衆の面前で焼き捨てられたという。洸洋はどうしてもこの絵を取り戻したいと奮闘するが、手掛かりは何もなかった。そんな時、洸洋の自宅で居候をしている神崎奈々子からこの絵画に執着していた若手画家・今野英一の情報を聞く。果たして、今野が犯人なのか? そして、名画は無事 洸洋の元に戻るのか? <目次>第4巻 ・第13話「レッド・コネクション」 ・第14話「幸福の木」 ・第15話「白と黒のオデット」 ・第16話「女の品格」 原書:2009年2月10日初版発行 A.L.C SELECTION(秋田書店)、エレガンスイブ2008年8月号、9月号、11月号、2009年1月号掲載
芥子の花~帝王の門~ 1

鬼才・のがみけい先生が描く、大作「芥子の花」の20年後の描くヒューマンストーリー、開幕! 「バブルの帝王」と呼ばれ、一代で日本有数の企業グループを作った樋口洋介の息子・岩瀬洸洋のサクセスストーリー。樋口洋介は、自身をつけ狙う蛇のような女・穂波結花が仕組んだ飛行機爆破で共に死んだ。それから20年後、洋介の息子・洸洋はJ大学法科2年生となり青春生活を謳歌していた。そして、洋介が作った会社・樋口グループも“AQUAホールディングス”と名前を変え、洋介の薫陶を受けた穂波幸弘、矢島 将、静浦 慎を中心にさらに大企業となっていた。その分、敵も多く、洸洋の双子の妹は何者かに誘拐され行方不明に…。洸洋は、自身の可能性を確かめるため、AQUAグループでバイトを始めた。そして、それは、双子の妹・洋海を探すための挑戦でもあった。<目次>第1巻 ・第1話「正と負の遺産」 ・第2話「パンドラの箱」 ・第3話「菊枕―きくまくら―」 ・第4話「微笑みの女神」 ・おまけ のがみけいの着物deダイエット 原書:2007年4月30日初版発行 A.L.C SELECTION(秋田書店)、エレガンスイブ2006年8月号、11月号、2007年1月号、3月号掲載

芥子の花~帝王の門~ 2

鬼才・のがみけい先生が描く、大作「芥子の花」の20年後の描くヒューマンストーリー! バブルの帝王・樋口洋介の息子・岩瀬洸洋は帝王学を学ぶため、父の作った会社・AQUAホールディングスでバイトとして働くこととなった。そんな折、AQUAの重要なシステムを開発した女性プログラマー・金城恵子が偶然知り合ったクラブ・シリウスのホスト・北浦 瞬にハマり、お店に通い詰めるようになる。そして、瞬からお店の売掛・1200万円を払うように言われた恵子。もし、払えないなら、AQUAのプログラムを持ってくるように言われる。恵子はこのまま企業情報を漏洩してしまうのか? そんな重要な局面で洸洋が登場。瞬にホストクラブでの売り上げ対決を持ちかける。瞬が勝てば、洸洋の持っているお店の権利を渡す。洸洋が勝てば、瞬は恵子の借金をチャラにして二度と近づかないこと。そして勝負は開始される! No.1ホストである瞬に対し、まったくのシロウトである洸洋に勝ち目はあるのか? <目次>第2巻 ・第5話「告白の行方」 ・第6話「女の敵」 ・第7話「幸弘の恋」 ・第8話「甘い罠」 原書:2007年12月30日初版発行 A.L.C SELECTION(秋田書店)、エレガンスイブ2007年5月号、7月号、9月号、11月号掲載

芥子の花~帝王の門~ 3

鬼才・のがみけい先生が描く、大作「芥子の花」の20年後の描くヒューマンストーリー! 岩瀬洸洋の同級生・河野瑞穂の実家が大変なことになっている。先代から続く名料亭「はな草」の現社長・河野秀一に邪悪な野望を持った女・松木結実が近づき、料亭の味をデパートで手軽に買える「ブランド商品」中心の会社にしてしまったのだ。そして、結実は、瑞穂に自身の愛人・真島憲吾を結婚させ会社ごと乗っ取ろうとしていた。さらに、ブランド商品は産地偽装、賞味期限偽造をしていたことが発覚。結実は、その責任を秀一に取らせ、自分が会社の実権を握ろうとした。これを知った洸洋はどう動く!? <目次>第3巻 ・第9話「メルリーニの娘」 ・第10話「光と影と」 ・第11話「食の品格」 ・第12話「新しい朝」 原書:2008年8月30日初版発行 A.L.C SELECTION(秋田書店)、エレガンスイブ2008年1月号、3月号、5月号、7月号掲載

芥子の花~帝王の門~ 4

鬼才・のがみけい先生が描く、大作「芥子の花」の20年後の描くヒューマンストーリー! 父・樋口洋介が溺愛した名画・ボラノワール作の傑作「少女」「少年」が盗まれた。母・岩瀬美和子も大切にしていた絵画だっただけに、なんとかして取り戻したいと思う息子・岩瀬洸洋とAQUAホールディングスCEO・穂波幸弘だった。そして、レッド・コネクションと名乗る謎の組織から身代金20億円の要求が届く。過去、同様な事件でお金を払わなかった時は、その名画は公衆の面前で焼き捨てられたという。洸洋はどうしてもこの絵を取り戻したいと奮闘するが、手掛かりは何もなかった。そんな時、洸洋の自宅で居候をしている神崎奈々子からこの絵画に執着していた若手画家・今野英一の情報を聞く。果たして、今野が犯人なのか? そして、名画は無事 洸洋の元に戻るのか? <目次>第4巻 ・第13話「レッド・コネクション」 ・第14話「幸福の木」 ・第15話「白と黒のオデット」 ・第16話「女の品格」 原書:2009年2月10日初版発行 A.L.C SELECTION(秋田書店)、エレガンスイブ2008年8月号、9月号、11月号、2009年1月号掲載

芥子の花~帝王の門~ 5

鬼才・のがみけい先生が描く、大作「芥子の花」の20年後の描くヒューマンストーリー、ついにフィナーレ! 岩瀬洸洋には、二卵性双生児の妹・洋海がいた。だが、彼女は幼少期、アメリカの病院から誘拐され、その後 行方はわからなかった。その洋海が見つかった。在米の日系人・ジョン・D・アオキの娘として育てられたキャロリーヌ・M・アオキが洋海だったのだ。箱根で感動の再会を果たす洸洋、そして母・岩瀬美和子。だが、美和子はキャロリーヌに拭い去れぬ違和感を感じていた。果たして、キャロリーヌの正体は…!? 前作「芥子の花」から20巻にも及ぶ大作も本巻で完結。<目次>第5巻 ・第17話「魔法のバレンタイン」 ・第18話「再生への道」 ・第19話「奇跡の歌姫」 ・第20話「再会」【最終話】 原書:2009年10月10日初版発行 A.L.C SELECTION(秋田書店)、エレガンスイブ2009年3月号、5月号、7月号、9月号掲載