クラス対抗演劇コンクール用に、長富が学校へと持ってきた1枚の絵画。その絵を持ちだした途端、誘拐未遂や家が荒らされたりと、不穏な動きが頻発する。仁が調べてみると、その絵画は中国大富豪のコレクションのひとつ、行方不明となっていたメリエールの名画「沐浴」だということがわかった。本物であれば時価数十億円!? そんな名画がなぜ長富の家に……!? そして執拗に襲撃してくる集団により、ついに長富の父が拉致されてしまう。一方、完(おわり)たちを助けてくれた謎の男女2人組は、あの絵は私たちのものだと告げた……。極道の息子・田尾崎3兄弟と警察署長の娘・百々子の活躍を描いた宗美智子先生の代表作、第2巻(全9巻)!!
百々子と涼子が出会った重傷を負った男は、自分のカバンの運搬を2人に懇願する。結婚を約束した女へ届けて欲しいと言うのだ。カバンの中身は…銀行強盗で奪った1億円!? 無事に届けたら礼に3割を譲るとまで…。2人はその献身的な愛に共鳴し、何と運搬役を了承してしまう。女の足跡を追う百々子と涼子、そして完(おわり)。しかし事件はそんなきれいな話ではなかった。謎の男の企みとは!? そしてある間違いから、物語は予想外の方向へ転がっていく……!? さらに田尾崎3兄弟の新たな《仲間》・御子柴圭も登場し、物語はヒートアップ!! もう目が離せない!! 極道の息子・田尾崎3兄弟と警察署長の娘・百々子の活躍を描いた宗美智子先生の代表作、第6巻(全9巻)!!
御子柴圭に「生徒に媚びる先公が大嫌い」と言い放つ藤田利恵。彼女は【黒月女神(ブラックアテナ)】というレディースの頭だった。その言葉に、いつも通り過剰に反応した圭は、利恵を正しい道へと導くため、集会場所へと突撃していった。現場ではちょうど、星野雅之率いる族【怒羅権(ドラゴン)】が、思い通りならない利恵たちに襲いかかっているところであった。躊躇せず、まっしぐらに飛び込む圭。そしてその騒動の後、圭はひとつの決断をする。「おれは暴走族に入門する!!」と……!? そして物語は、圭をめぐる剛、仁の静かな恋の乱戦に発展し……。極道の息子・田尾崎3兄弟と警察署長の娘・百々子、そして熱血《女教師》圭の活躍を描いた宗美智子先生の代表作、第7巻(全9巻)!!