あらすじ慶長十二年、大和柳生の庄・巴屋敷――。この日、柳生宗矩に長子・誕生。なんとこの赤子の掌には「四龍の卍」が刻まれていた。そして、この子こそ、後の柳生十兵衛三厳である…。なぜ、四龍の卍が体現したのか、その理由こそが十兵衛の運命であった……。