あらすじ

黒元結蓮(くろもとゆいれん)と呼ばれる江戸のスリの大元締めに勝負を挑む一人の男、暗九郎。彼は、かつて凄腕の女道中師・かぶとの新子の愛弟子だった。その神業ともいえる指でスリ取ろうとするものは何か……!?
道中師 1巻

黒元結蓮(くろもとゆいれん)と呼ばれる江戸のスリの大元締めに勝負を挑む一人の男、暗九郎。彼は、かつて凄腕の女道中師・かぶとの新子の愛弟子だった。その神業ともいえる指でスリ取ろうとするものは何か……!?

道中師 2巻

16年前、両親を罠にハメ、命を奪った6人の道中師の名前と居場所を黒元結連(くろもとゆいれん)と浮巣名問屋(うきすなどいや)との縄張り勝負から、かすめ取った暗九郎! 仇討ち行の一歩がここに始まる!!

道中師 3巻

両親(ふたおや)の仇、6人の道中師を追って暗九郎は、一路東海道を西へと辿る。目指すは岡崎・本多五万石の御城下。仇の一人吉五郎の表向きは小間物屋。だが、裏ではいまだに掏摸(スリ)を稼業としていた…!!

道中師 4巻

両親(ふたおや)の仇の道中師6人。うち3人をこの世から消した暗九郎は、残る3人を追い詰める。彼らは中山道・板鼻宿にかたまっていた。暗九郎は3人まとめて破滅させる奇策を思い描いた…!? ついに暗九郎の復讐劇、ここに完結!!―。