あらすじ

「やめるか 恋人契約」 小説の最終回執筆までの二週間、精一杯恋人役を全うしようとする一陽。でも十年越しの片想いを諦める覚悟はできなくて――もどかしい二人のピュアラブストーリーついに完結!!
あで始まって、るで終わる 第1話

大大大好きな白(しろ)くん。白くんのためならなんだってするよ。一陽(いちよう)は小学生の頃から、小説家である祖父の愛弟子・白に恋をしている。クールで隙のない美形の白に猛アタックすること早数年…振り向いてもらえる気配は全くないけど、最近一緒に暮らし始めたことが小さな幸せ。このまま生活を握って外堀を埋めていけば…と考えていた時、白に恋愛小説執筆の話が!? 勢いで恋人役に立候補、仕事を口実に少しでも距離を縮めようとして――… クール時々いじわるな年上幼馴染×一途で健気な大学生。一つ屋根の下、愛おしく日々を重ねる恋の話。

あで始まって、るで終わる 第2話

せっかく白と恋人になったのに何もできず過ぎていく日々。このままじゃ恋人契約破棄の予感!? と一陽は焦りまくっていた。そんな訪れた嵐の夜、アクシデントから二人が行き着いたのはまさかのラブホテルで…!?

あで始まって、るで終わる 第3話

穏やかな日々を過ごしていたある日、白の過去の恋愛を知ってしまった一陽。そんな記憶忘れて、俺で埋めて―― 満月の下、そう願う一陽に対し、白にもある感情が芽生え始めていて…

あで始まって、るで終わる 第4話

ドキドキの初夜が明け、また距離が縮まった二人。そんな時一陽の祖父が帰宅し…!? 恋人役を打ち明けるか否か思い悩む白だが… 季節は夏、眩い光と共に白のとある記憶が紐解かれ――

あで始まって、るで終わる 第5話

一陽の誕生日。一番欲しいものとして『本当の恋人』と答えたいけれど、契約のリミットである小説の最終回は近づいていて――… 溢れる積年の想いゆえにどうしたものかと悩む一陽だが…

あで始まって、るで終わる 第6話

「やめるか 恋人契約」 小説の最終回執筆までの二週間、精一杯恋人役を全うしようとする一陽。でも十年越しの片想いを諦める覚悟はできなくて――もどかしい二人のピュアラブストーリーついに完結!!