あらすじ

挿絵画家の夢谷吾郎と運命的な出会いをした自由奔放な美少女・弥生。過去の男性遍歴を平然と話す弥生に、吾郎は感銘を覚え、美しい弥生から、名前を美弥と改めさせる。だが、美弥と同棲を始めた吾郎は絵の人気が増すとともに、彼女を人形のように扱い始める。そして、吾郎の派手な女性関係の影響からか、美弥の心の中に暗い影が…。
美弥の恋(1)

大正4年、故郷・秋田から上京し、母親と貧しい生活をしていた西洋人形のような美少女・志乃田弥生は、美術学校で絵のモデルを始める。その美しい肢体で人気者になった弥生が、教師の奥田に女にされたのは上京して1年目の初夏だった。その後、何人もの男と関係をもった弥生は華麗に変貌し、少女ながら妖しい魅力を発揮する。そして運命の男、挿絵画家の夢谷吾郎と出会う…。

美弥の恋(2)

挿絵画家の夢谷吾郎と運命的な出会いをした自由奔放な美少女・弥生。過去の男性遍歴を平然と話す弥生に、吾郎は感銘を覚え、美しい弥生から、名前を美弥と改めさせる。だが、美弥と同棲を始めた吾郎は絵の人気が増すとともに、彼女を人形のように扱い始める。そして、吾郎の派手な女性関係の影響からか、美弥の心の中に暗い影が…。