フリーライターの芹沢 紬は、最近隠れたブームになっていると噂の女性向けセラピストへ取材をすることになった。これまでセックスで感じたことのない紬は、自分に務まるか不安になりながらも指定されたホテルに向かう。そこに現れたのは、ものすごく美形の男性! この人がお店のナンバー2・Kaiだという。ホテルの部屋で、まずはインタビュー……のはずがガウンに着替えさせられる紬。「あんたが実体験して記事にすればいい」トロトロのオイルを素肌に垂らされて、なめらかな指に身を任せていたら、徐々に水音が響いてきて……。え、嘘! 私、濡れてます?魔法のiらんど 小説&コミック大賞 セクシーLOVE部門 特別賞受賞作! 俺様系ワケアリなセラピストと、カタブツ系真面目ライターのオトナな恋、はじまります!
Kaiに苦しい恋をしていることを真雪に打ち明けた紬。紬と他の客は違うという確信を得るため、真雪の提案でKaiを尾行することに。しかしそこで見たのは、客と思わしき女性を優しくエスコートするKaiの姿だった。「私、あんなに優しくされたことってあったかな?」嫉妬に溺れる自分を醜く思う紬だが、Kaiに呼び出されると拒めず、身体を許してしまうのだった――。「一応、俺はまだ現役のセラピストだから、テクニック堪能したら?」というKaiの言葉に胸が痛んで……。魔法のiらんど 小説&コミック大賞 セクシーLOVE部門 特別賞受賞作! 俺様系ワケアリなセラピストと、カタブツ系真面目ライターのオトナな恋、第10話!