あらすじ

宮地会は巨大組織・熱海組の支配下に入った。新たな組員を加え猩々組も対抗するがついに犠牲者が。仇を討つため航は敵地に乗り込む。
あばよ白書 1巻

小さな町の小さな組・猩々組(しょうじょうぐみ)のチンピラ・島野航は町の平穏を願う組長を慕い修行に励む。ある日、借金のカタに売られた少女に出会った航は…。

あばよ白書 2巻

若頭・宮地の裏切りでわずか3人だけになった猩々組。新たに猩々組の若頭になり気張る航に町の利権を狙う宮地会のヒットマンが迫る!

あばよ白書 3巻

宮地会の罠にはまり三千万の借金を負った猩々組。借金を返すため航は女房を賭けた勝負に出るが…。苦境に陥る航だが宮地にも異変が。

あばよ白書 4巻

宮地会は巨大組織・熱海組の支配下に入った。新たな組員を加え猩々組も対抗するがついに犠牲者が。仇を討つため航は敵地に乗り込む。

あばよ白書 5巻

情けをかけた女から熱海組が狙う土地の権利を入手した航。だが、女房の家族を助けるため苦渋の決断を迫られる。義理と人情の板挟み。

あばよ白書 6巻

猩々組の上部団体ケモノ会の中で存在感を増す熱海組が猿楽組と衝突。仲を取るため奔走する航。そんな時、刺客の凶刃に航が倒れる!?

あばよ白書 7巻

子分の女を救うため縄張りを担保に借金をした航は返済のため株で大勝負に出る。そんな時、街の女にエイズが蔓延しているとの噂が…。

あばよ白書 8巻

ケモノ会会長の座を手に入れた狩首は傘下の熱海組を使い猩々組のシマに進出してきた。熱海組のヒットマンが壁村組長に忍び寄る…。

あばよ白書 9巻

壁村組長が撃たれた!日本中のヤクザに激震が走る。仕組んだのは熱海組と確信した航は熱海組に殴りこむがその時、本当の地震が…。

あばよ白書 10巻

銃撃から生還した壁村組長。心機一転、航は稼業に励むが地震で温泉が出なくなり街は寂れる一方。シノギに苦しむ航にさらに苦難が…。

あばよ白書 11巻

航が狩首への反撃の標的にしたのは狩首の息子。猜疑心の強い息子は誰彼かまわず周囲に刃を向け、やがてそれが新たな抗争に発展し…。

あばよ白書 12巻

ケモノ会の内部抗争を収めるため壁村組長が動くが、手打ちを受け入れない狩首の息子の暴走は止まらない。航はこの抗争をどう収める?