イグナートの花嫁

イグナートの花嫁

「どこに居たって 意味のない命なら――」村のしきたりで〈竜の花嫁〉に選ばれた、ひとりぼっちの少年・リタ。古くから伝わる雪山の竜の存在は、今となっては伝説に過ぎない。しかし村での役割を見つけられないリタはそれが口減らしであると悟りつつ、生贄になることを受け入れる。竜を探して吹雪のなかを彷徨い、死にかけたリタを救ったのは人の姿をした美しい竜・イグナートだった。本当に竜がいたことで〈花嫁〉としての役割ができたと目を輝かせるリタ。だが、イグナートは「花嫁は必要ない」と言い放つ。それでも諦められないリタは【人間を“竜化”する儀式】の秘密を知り――。【寡黙な竜×怖いもの知らずの生贄】凍てつく心を癒す、人外嫁入りファンタジーBL!
君の夜に触れる

君の夜に触れる

殺せない殺し屋×盲目の青年「本当の俺を知ったら…きっとあんたは失望する」殺し屋一家に生まれ、闇の中で生きてきた千夏は過去のトラウマから未だ人を殺められずにいた。目の前で兄が死んだ時、手を差し伸べてくれた少年。その光景が、今も焼き付いて離れない――…また同じ悪夢を見た矢先、千夏は偶然あの日の少年・佳澄に再会する。目が見えないと話す佳澄を放っておけない千夏は思いがけず彼と「友達」になることになるが…一族の呪縛に苦しめられる千夏と盲目でありながら明るく純粋な佳澄。暗闇を生きる二人の孤独を溶かす、救済の物語。
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