あらすじ

会食で飲みすぎて、1人で休憩していた緑山。そこに心配した鞘壱が来て、よろけた拍子に…? 夫は私のことなんか抱く気がない。もう我慢できない…! 鞘壱は打ち合わせの名目で緑山を会社に呼び出し、誰もいない場所へ誘い込む。止めようとする緑山。でも理性ははじけそう…! すみません…俺…もう――! この地獄はあまりに甘美、あまりに気持ちよすぎて…もう後戻りできない――!!
禁欲【マイクロ】 1巻

結婚して夫の地元に引っ越してきた由奈。優しくて真面目な夫、田んぼと必要最低限の店のある田舎の町、古い新興住宅…婦人会で草刈りに祭りの当番。…いくつかの我慢と引き換えに、きっとここで平凡に幸せに生きていくんだ―― それでも由奈の心はどこか空虚。そんな生活の中で出会ったのは、英語講師の奏江…端正で朗らか、都会的な香水のかおり。だめ、我慢しなくちゃいけないのに…あんなこと繰り返しちゃダメなのに! さぁ…レッスンの続きをしましょうか――!

禁欲【マイクロ】 2巻

結婚して田舎の町で夫・圭人と暮らし始めた由奈は、仕事のために英語を学ぼうと体験レッスンに申し込む。そこで出会ったのが英語講師の奏江。思わせぶりな行動の数々…これはわざと…? それとも確信犯…? 奏江に惹かれるのを止められない――! 圭人に浮気がバレて別れを告げられたりなんかしたら、独りになってしまう。刺激はなくても平和で安定した生活をしよう…そう思っていたのに…蓋をして隠していたのに…貞淑な妻からメスの顔がのぞく――!!

禁欲【マイクロ】 3巻

結婚して夫・圭人の地元に引っ越してきた由奈は、英語講師・奏江のレッスン中に……こんな田舎町…こんなことしてるなんてバレたら、噂は一瞬で広まる。引き返すなら今しかない…なのに抗えない! マメで優しくて私のことが大好きな夫。彼の口が、手が、奏江先生のだったら…? ベッドの中で、由奈の想像もカラダの疼きも止まらない! 一方で圭人は……!? 平穏な夫婦生活? それとも刺激的な不倫? 危険なエロティック・ロマンス!

禁欲【マイクロ】 4巻

今日は英語のレッスンの日。由奈はおろしたてのアクセサリーに下着を身につけ、扉を開く……。いつ触れてくる? 授業が終わったら? あるいは…! 外からは母親や子ども達の声。扉一枚を隔ててここでは……もっと喘がせて……! 夫は昇進して年収アップ、誰もが羨む夫婦。外では奏江に抱かれる日々―― 由奈の尽きることのない欲望…危険でいけないことだとわかっていても、もう後戻りなんてできないの――!

禁欲【マイクロ】 5巻

早く赤ちゃんできたらいいね――由奈の夫・圭人は、子どもを欲しがっている。ごめんね圭人君…でも子どもができちゃっ たら…先生とあんなことできなくなるでしょ……?由奈と英語講師・奏江の逢瀬は加熱。ますますのめりこんでいく由奈。私、この人になら全部奪われたい…全部中に…! 由奈が奏江に夢中になる一方……。いつになっても変われない…本当にバカでかわいいな…君は――とうとう彼が動き出す!?

禁欲【マイクロ】 6巻

安定した生活も、円満な家庭も羨望も、大人の遊びも…全部満たされていたはずなのに……! 英語講師の奏江との逢瀬を謳歌していた由奈。婦人会に出向くとなんだかみんな感じ悪い。親友のマリナも様子が変だし…町中が私の噂話をしている気がする……!! 気になって奏江の教室に足を運んでみると、そこには…!? もう独身時代とはわけが違う…頼れる親もいない由奈が、夫の圭人を失ってしまったら…!? 最もしたたかなのは――誰?

禁欲【マイクロ】 7巻

奏江の友人・緑山。今日は仕事で客先を訪問中。そこで事務の鞘壱と一緒に目撃してしまったのは…社内不倫!? 鞘壱の心に影を落とす過去…そのせいで、誰よりも不倫を嫌悪していた。夫一筋の鞘壱…だけど、夫は妻に興味がないみたい…? 緑山を見ていると…夫と全然違う。この気持ちは何? ただ免疫がないだけ…? 不倫なんて大嫌い…私はそんなことしない。私は大丈夫――!

禁欲【マイクロ】 8巻

緑山と鞘壱、2人きりになってしまったあの日…。隣で夫が寝ているのに、鞘壱は緑山のことで頭がいっぱい! 緑山もまた、人妻である鞘壱にしてしまったことを…早く忘れろ、俺…! 鞘壱の会社との会食日。再会した2人は……!? 鞘壱は飲みすぎた緑山が心配になって、ひとりで酔い覚ましを買いにいこうとして――? しかも、会食にはある人物も参加していた……! 喧騒の陰で欲望が渦巻く――!

禁欲【マイクロ】 9巻

会食で飲みすぎて、1人で休憩していた緑山。そこに心配した鞘壱が来て、よろけた拍子に…? 夫は私のことなんか抱く気がない。もう我慢できない…! 鞘壱は打ち合わせの名目で緑山を会社に呼び出し、誰もいない場所へ誘い込む。止めようとする緑山。でも理性ははじけそう…! すみません…俺…もう――! この地獄はあまりに甘美、あまりに気持ちよすぎて…もう後戻りできない――!!

禁欲【マイクロ】 10巻

緑山と一線を越えてしまった鞘壱は、それからも逢瀬を重ね、体を重ねて……。だが、次第に鞘壱は緑山に対して別の感情を抱く。絶え間ない緑山からの連絡…「次いつ会えますか」「仕事終わりましたか?」「待ちきれません」。行動はエスカレートし、会社近くの帰り道でも…!? こんなところで夫に会ったらまずい――! やがて最悪の瞬間がやってくる!? 禁じられた欲の果てに鞘壱がたどり着いたのは……?