あらすじ

友人の綾子にパパ活疑惑を向けられた椿。パパ活なんて「気持ち悪い」と否定することでなんとか疑いを晴らしたものの、そんな「気持ち悪い」男達を相手にすることでお金をもらっていることも事実。自分の発した言葉にもやもやする椿だったが、その日もパパ活の予定が入っていた。食事を終えて帰ろうとする椿の腰に、男の手が触れてきて――。
私がわたしを売る理由 1巻

パパ活女子って、ずるいですか。都内の有名大学に進学した椿(つばき)は、両親からの援助がない中、奨学金とバイト代で学費と生活費を賄う、忙しい日々を送っていた。そんな中、緊急事態宣言が発令され、バイトをクビになってしまう。慌てて他のバイトを探している中で見つけた「パパ活」の文字。「お茶するだけで5千円から1万円…!?」甘い言葉に誘われて、アプリのダウンロードボタンに手を伸ばしてしまい――。

私がわたしを売る理由 2巻

友人の綾子にパパ活疑惑を向けられた椿。パパ活なんて「気持ち悪い」と否定することでなんとか疑いを晴らしたものの、そんな「気持ち悪い」男達を相手にすることでお金をもらっていることも事実。自分の発した言葉にもやもやする椿だったが、その日もパパ活の予定が入っていた。食事を終えて帰ろうとする椿の腰に、男の手が触れてきて――。

私がわたしを売る理由 3巻

蒼真(そうま)の恋人になった椿(つばき)。幸せな反面、パパ活をしながら蒼真と付き合うことに罪悪感を覚える。ひとまず、ストーカー化してしまったパパの対処について相談するため、SNSで知り合った他のパパ活女子に会いに行く椿。キラキラしたパパ活女子達が集まり、会はスタート。さっそく椿が相談を持ち掛けるが、その内容にパパ活女子のひとりが苦言を呈し――。

私がわたしを売る理由 4巻

父親の手術代のため、恋人の蒼真(そうま)には秘密でパパ活を続けていた椿(つばき)。父親から手術が成功したと聞き、パパ活を終わらせることを決意する――。「今まで ありがとう」 親の介護を理由に、ついにパパ活相手・和也(かずや)に別れを告げることができた椿。しかし、蒼真との心安らぐ時間を過ごしたのも束の間、ある封筒が椿のもとに届き――。

私がわたしを売る理由 5巻

“いっそ心も体も売ってしまえば、楽になれるのかな?” 学費の返済期限に追われ、もう後がなくなった椿は「8万円」で体を売ることに。しかし、相手の手が体に触れるたび、頭に浮かぶのは大切な恋人との思い出ばかり。「...やめて...っ!お願いっ!!」 逃げ出そうとする椿の仕草に、男はさらに興奮して――。

私がわたしを売る理由 6巻

結婚して、子育てして…そういう普通の生活したい。32歳を目前にし、“女を売る生活”に限界を感じていた桜子(さくらこ)。プロポーズを期待していた彼・宮崎(みやざき)に誕生日ディナーをドタキャンされ、ショックのあまり女風のシュンを頼るが… 「桜子さんって30過ぎてもまだお姫様気分の強欲女!って感じだよね」 彼の言葉は予想外に辛辣で――!? 第2章「桜子編」開幕。