あらすじ

十代将軍・光護(みつもり)の治世。北町奉行・統山好文(とうやまよしふみ)は、我が子を閻魔像に食われたという不思議な訴えを受ける。調査に乗り出すものの手詰まりとなっていたところ、突然好文の前に明星(あかぼし)が姿を現す。離れていた日々などなかったかのように激しく好文を貪ると、恵渡(えど)の闇に君臨する男は、子の行方につながる重要な手がかりを教えてくれて……? 百人斬りの大罪人と若き北町奉行、惹かれ合いながら道を分かった二人の恋、続篇!!
桜吹雪は月に舞う

永崎奉行・統山鷹文のひとり息子・好文は、梅の花のように美しい容姿と優秀な頭脳を持つ紅顔の17歳。父の期待に応えるべく精進していたある日、大好きな守り役の実醇が父親の情人であると知ってしまう。傷心のあまり家を抜け出した好文はならず者に襲われ、そこに現れた異様な存在感を放つ金瞳の男・明星に助けられる。明星は好文に一目惚れしたと言い、どこか得体は知れなかったが、好文は誘われるまま男のもとに身を寄せることにし……? 「華は褥に咲き狂う」スピンオフ。※本書は「桜吹雪は月に舞う」(海王社刊)と同一の内容となります。

十代将軍・光護(みつもり)の治世。北町奉行・統山好文(とうやまよしふみ)は、我が子を閻魔像に食われたという不思議な訴えを受ける。調査に乗り出すものの手詰まりとなっていたところ、突然好文の前に明星(あかぼし)が姿を現す。離れていた日々などなかったかのように激しく好文を貪ると、恵渡(えど)の闇に君臨する男は、子の行方につながる重要な手がかりを教えてくれて……? 百人斬りの大罪人と若き北町奉行、惹かれ合いながら道を分かった二人の恋、続篇!!