怪異に好まれる男・片桐甚八と、“オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。“あちら側”に縁ある男ふたりの、不思議と恐怖と好奇心の見聞録、はじまり、はじまり。
怪異に好まれる男・片桐甚八と、“オバケ先生”と呼ばれる好事家・原田織座。怪異を引き寄せる誘蛾灯として織座の道楽に振り回される甚八の、不思議と恐怖と好奇心の見聞録。
「紐が垂れてんのさ」 怪異に縁あるモノを蒐める原田織座に見える「紐」。その正体が明かされる、“オバケ先生”の過ぎし日の出来事。