あらすじ

人類が衰退し始めて数世紀、人は突如現れた「竜」という存在に、その住処を奪われ続けていた。「誓約」と呼ばれる儀式で竜に人の領分への不可侵を願い出る機関・誓約課に所属する斎と草乃。相棒の竜・ハチと共に全国を駆け回り、竜と人との調停役を務める彼らが出会う、雄大で無慈悲な竜の姿と、竜の傍らで懸命に、時に狡猾に生きる人々の姿とは――。
鎮護庁祓竜局誓約課 1

人類が衰退し始めて数世紀、人は突如現れた「竜」という存在に、その住処を奪われ続けていた。「誓約」と呼ばれる儀式で竜に人の領分への不可侵を願い出る機関・誓約課に所属する斎と草乃。相棒の竜・ハチと共に全国を駆け回り、竜と人との調停役を務める彼らが出会う、雄大で無慈悲な竜の姿と、竜の傍らで懸命に、時に狡猾に生きる人々の姿とは――。

鎮護庁祓竜局誓約課 2

竜と人との調停を行う公的機関・鎮護庁祓竜局誓約課。その本拠地がある鳳舞という島に調査報告のため帰還した、誓約課所属の斎、草乃、そして相棒の竜・ハチたち一行。外部よりも竜という存在が身近なこの島で、人々は竜とどう付き合い、そして共に暮らしているのか。そして、斎の身体に隠された秘密や、彼らを取り巻く複雑な事情も徐々に明らかに――。