あらすじ追っ手が迫る中、ラギとシャナは城への道を急いでいた。「主」になれない現実を呑み込み、先代の魔女サザが見つけたシャナこそが次の「主」にふさわしいと頑なに譲らないラギ。一方、『魔女』になることはおろか、自分がどうしたいのかさえわからずにいるシャナ。すれ違う思惑を抱えたまま、二人は曰くつきのクルの森を通ることに。別次元に存在し、迷えば永久に彷徨うはめになる。そこでラギは、シャナの過去をかいま見て…