あらすじ博多・中州で「博多姉妹」を営む美人姉妹。暗い過去を持つ姉と受験勉強青春真っ只中の妹。ふたりと取り巻く客たちひとりひとりの生きざまを名作「博多っ子純情」の長谷川法世がドラマチックに描ききった佳作。
「博多っ子純情」など、博多を舞台にした作品を描かれてきた長谷川法世氏。 この物語では、真面目で控えめな姉、自由奔放な妹、正反対な姉妹を描いています。正反対な2人ですが、どちらも魅力的に描かれており、いつもお互いを心配していることがわかります。私も2人姉妹なので、共感できる場面がたくさんありました。舞台である博多の風景や、登場人物達が話す博多弁にはとても味があり、ストーリー全体の雰囲気を作り出しています。