みやとかがりの間に溝が深まっていく中、新たな百鬼夜行が出現。そこにいたのはかつて、みやの母ととうきを殺した因縁の真鬼。母が討てなかった相手の出現に焦りを見せるみやは、崩壊する建物に気づくのが遅れ、かがりとともに瓦礫の中に閉じ込められてしまう。窮地に見舞われた2人は、果たして前に進むことができるのか――。蜜の巫女と花の従者たちが命を“賭けて”挑む、感動の最終巻――!WEBコミック誌「コミックライド2023年2月号、コミックライドアイビーvol.2~vol.8」同単話版13話~19話、番外編までを収録しています。
この世界では平安時代から“真鬼(オニ)”という名の怪物が人々を脅かし、“巫女”と呼ばれる人物と“巫女”が力を分け与えた従者が“真鬼”との闘いを続けていました。 この作品は、現代で巫女の血を引く少女・嵐舞鳥(かぜよみ)みやと、彼女を慕う従者たちが“真鬼”との死闘を繰り広げる様子を描く作品です。 “真鬼”の存在や、従者に異能力を与える巫女の力の源など、謎の多い作品ですが、和装に身を包み前線を張って戦いに挑む嵐舞鳥みやの過去と決意、そして彼女に付き従う従者たちがスーツ姿で戦うそのアクションシーンなど、ストーリーと絵の描写、その両方で魅せてくれる和風ファンタジーです。 1巻まで読了