あらすじ平穏で幸せな日常生活を送っていた高野ハルカ(36)は、日本初のカジノ「東京IR」のニュースを見て、不安を感じてしまう。夫のギャンブル依存症が再発する可能性を恐れていた。しかし、完治して10年。優しい夫を見るとその不安も馬鹿馬鹿しくも思う。ある朝、夫の目が酷く虚ろなことに気がつき、声をかけるが、大丈夫だという。そんな夫が、口座の預金をすべて引き出して失踪してしまい―