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“すべてのヒト型ロボットは責任者が廃棄すること”--人々はその唯一のルールを守り、王国は国民の幸福のために科学を発展させてきた。この国の王女である10歳の少女モニカは、自分以外のクラスメイト全員がヒト型ロボットであることを知らされずに、はじめて憧れの学校に通うことになる。 温かくモニカを迎え入れる(ようにプログラムされた)クラスメイトのなかで、ひとりだけ冷ややかな態度をとるロボットの少年ロキ。彼は自身の記憶に違和感を感じて、人間に対して不信感を募らせていた。しかしモニカはそんな想いを知らずにロキに惹かれていき……。 これは社会の掟に抗った、ロボットに特別な感情を抱いた少女の恋物語。 ◆作者コメント 「モノに恋をする人」の話が昔から好きなので、みんなにも好きになってもらいたくて描きました。頑張るモニカとロキのお話を少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!!