あらすじ

目には見えない力、呪いやまじない、占いが、現実に存在していると認められるようになった日本。呪力を持つ言語「篭目文字」を操る一族の若き当主となった篭目八尋花(かごめやすか)。そして、八尋花の傷をすべて引き受ける身代わりとしての存在、「配偶」に選ばれた月彦(つきひこ)。危うく儚い関係のふたりが、自身を縛りつける呪われた血の宿命に抗う幻想奇譚。
篭目の言士 1巻

目には見えない力、呪いやまじない、占いが、現実に存在していると認められるようになった日本。呪力を持つ言語「篭目文字」を操る一族の若き当主となった篭目八尋花(かごめやすか)。そして、八尋花の傷をすべて引き受ける身代わりとしての存在、「配偶」に選ばれた月彦(つきひこ)。危うく儚い関係のふたりが、自身を縛りつける呪われた血の宿命に抗う幻想奇譚。

篭目の言士 2巻

篭目家当主の八尋花に執着する綾瀬(糸束)雅人の襲撃を受けた月彦。血に縛られた自分たちとは違う世界を生きてきた月彦を雅人は拒絶、容赦ない攻撃を浴びせる。圧倒的な雅人の力を前にし、絶体絶命の場面で月彦の覚悟が試される!呪われた血の宿命に抗う幻想奇譚第2巻。

篭目の言士 3巻

若者が突然消える不可解な事件が続発し、調査を命じられた八尋花たち。失踪事件の陰には、人々の心の闇を覗き、その欲望を具現化する存在が暗躍していた──。呪われた血の宿命に抗う幻想奇譚、完結巻!