滅ぼされた一族の復讐のため、名門貴族の娘という身分を隠し、宮女として後宮で働くリリン。復讐のために武術を習い、毒物への耐性や暗殺能力を身に着けたリリンだが、その鍛えた身体能力で皇帝の危機を救ったところ、なんと彼に見染められてしまい…?
月家の名誉回復を成し遂げたリリンは月家を滅ぼした人物への復讐を遂げるため引き続き後宮で戦うことを決意する。だが、寵妃の立場にいるリリンを快く思わない他の妃嬪からの嫌がらせは、一筋縄ではいかないようで……!?
珠家を操っていた者を探るため、楽嬪のもとを訪れるが、楽嬪は自らの顔を刃で傷つけ、麗考の前で「リリンにやられた」と嘘の主張をはじめる。罠に嵌められてしまったリリンだったが……。
泰郡王が先帝の子ではないという証拠の診断書の件で、陽皇太貴妃から脅迫されたリリン。対応に悩む中、麗考からデートに誘われ…?