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「黙ってたけど、僕ヤクザなんだよね」借金を肩代わりしてくれた憧れの人は、まさかの極道!? 天涯孤独でお人好しな腰乃朝陽（こしのあさひ）は、背負わされた借金を返済するため、マグロ漁船に乗り込もうとしていた。最後に働いていたバーでお世話になった、大好きな常連客の富美菊（ふみぎく）に別れを告げるが、その夜…朝陽の前に富美菊が迎えにきて――。優しくておおらかでいつも自分に甘い彼の正体は、なんとヤクザ！ 借金を肩代わりする代わりにボディガードと夜のお世話をすることを要求され、妖艶な身体でいやらしく跨がられ…。年下一途ワンコ×インテリヤクザの恋人未満な極道ラブコメ
自分を救ってくれたヤクザの富美菊（ふみぎく）と一緒に住み始めて２週間。朝陽（あさひ）の悩みは部屋に軟禁状態なこと。そしてセックスする関係は続いているものの、心が繋がるどころかどんどん一線を引かれている気がすること…。大好きな富美菊に早く借金を返済したい朝陽は、知人に紹介されたMIXパブで、ボーイとして働き始める。ところが客とのトラブルに巻き込まれてしまい!? 「朝陽くんは僕が買ったようなものなんだからよそ見しちゃだめ」 助けにきた富美菊に、嫉妬と独占欲を見せつけられて――。
もっと彼のことを知りたい――。朝陽（あさひ）は借金の肩代わりをしてくれたヤクザの富美菊（ふみぎく）と、恋人未満ながら甘い関係を続けていた。そんなある日、富美菊の上司で若頭の九条三成（くじょうみつなり）がお忍びで勤務先のバーにやってくる。朝陽を試すように質問する三成は、これ以上一緒にいないほうがいいと釘をさしてきて…。しかも、富美菊が自分の知らないところで他の男に抱かれているという話まで聞かされてしまい――！ 『俺が独占欲を感じていい相手じゃない』わかっているのに想いは溢れ…
身の内に燻っていく嫉妬を抱えた朝陽は、富美菊と借金で繋がっていたくない一心で少しずつ返済しようとする。しかし彼の心はどこか頑なで受け取ってもらえない。「君の方から離れるなんて許さない」 その言葉が示す意味は――
突如姿を消した富美菊を追いかけ、方々を捜し回る朝陽。ようやく辿り着いた九条宅で、二人はついに素直な気持ちを打ち明け合い… 逃げても逃げても、離してなんかやらない。富美菊をつなぎとめる覚悟を決めた朝陽は――感動の最終回。
