あらすじ

「来年も、その先も、ずっと一緒にいよう」大人の花火デートに酔いしれる真帆。堀くんの香りに包まれて、この愛に溺れたい――…
32歳、二度目の恋に疼くカラダ floor.1《カノンミア》

「優しくしたいけど、我慢出来ないかも」数年ぶりに感じる、男性の温かな腕の中。触れて、くっつけて、吐息まじりに私の名前を呼んで――…。『20代で結婚、30歳までに出産』。周りと同じように人生を歩んでいくと思ってた時期が私にもあった。けれど、その≪普通≫が私にとっては難しい。関谷真帆は元カレとのトラウマが原因で恋愛に積極的になれないでいた。とはいえ今年で32歳。周りの幸せそうな姿を見ると焦りと寂しさで、ふとした瞬間辛くなる。そんなある日、大学時代からの同僚・堀悠斗が海外転勤から戻って来る。仕事が出来る上、顔も良くて高身長、おまけに優しくて気遣いまで出来る堀くんは社内イチのモテ男。そんな彼との再会に喜びも束の間。突然、キスをされて…!? 「嫌なら逃げて。――じゃないと連れ帰るから」 こんな余裕のない堀くんの顔、初めて見る…。――恋愛なんて忘れてたはずなのに、どうしてこんなに胸が熱くなるの…?

32歳、二度目の恋に疼くカラダ floor.2《カノンミア》

「ずるくていいよ、全部俺のせいにして」恋愛のトラウマから堀の告白を保留する真帆。だけど寂しい気持ちは埋めて欲しくて――…

32歳、二度目の恋に疼くカラダ floor.3《カノンミア》

「本当は、俺の方が恋愛に憶病だったのかもしれない」再会した夜、真帆を激しく抱く堀。痛切な彼の想いは大学時代まで遡り――…

32歳、二度目の恋に疼くカラダ floor.4《カノンミア》

「真帆を好きになって、良かった」元カレとの決着を経て恋人同士となった二人。10年越しの想いから貪るように真帆を求め――…

32歳、二度目の恋に疼くカラダ floor.5《カノンミア》

「来年も、その先も、ずっと一緒にいよう」大人の花火デートに酔いしれる真帆。堀くんの香りに包まれて、この愛に溺れたい――…

32歳、二度目の恋に疼くカラダ floor.6《カノンミア》

「…嫉妬?」「そうだよ、真帆の視線を簡単に奪うからね」交際も順調で幸せな真帆。だけど結婚を考えると不安が頭をよぎり――…

32歳、二度目の恋に疼くカラダ floor.7《カノンミア》

「可愛い声を聞くまで、逃がさない」堀に手料理を振舞う真帆。次第にカラダが密着し、甘い声が漏れるのを真帆は必死に堪えるが…