あらすじ学校の七不思議も生徒が信じて噂しなければ消えてしまう。様々な怪異が次第に忘れ去られようとしている中、怪異の魅力を広めたい少女・五寸釘子は怪異をかわいく新プロデュースして「推す」ことで怪異たちのファンを増やそうと奮闘中!そんな中九条生徒会長が学園の地縛霊に憑りつかれてしまい!?学園怪異コメディ完結!
誰もが一度は聞いたことがある「学校の七不思議」。 しかし、その七不思議の元となる怪異たちは、人間たちがウワサを信じてくれないと消えてしまう存在です。 この作品の舞台である九景(くげ)高校の七不思議のひとつである"イヌ人間"は、まさに生徒たちに忘れ去られようとしている怪異でした。 そんな"イヌ人間"の目の前に現れたのが2年C組の転校生・その名も「五寸釘子」。 彼女は"イヌ人間"に関するちょっと変わったウワサを流して、生徒たちの興味を引くことに成功していました。 そのウワサをというのが《夜な夜な教室で「わん子」という"イヌ人間"の撮影会が開かれる》というウワサ。 こうして「推し怪異」という新たな形で復活を遂げた"イヌ人間"改め「わん子」と、わん子だけに飽き足らず様々な怪異を「推し怪異」としてプロデュースしていく釘子の様子を描く、オカルトマンガなのに読むとニコニコになれる作品です!