「宇宙の運び屋」モモ艦長。部下はいないが艦長。お供は猫一匹のみ。なので艦内ではほぼ全裸ーー。鶴田謙二が描く前代未聞のスペースコメディ第1巻。
宇宙貨物船の乗組員、モモ艦長は気になる本や鉄道模型をスーパー電子レンジで出力して船内で好き勝手過ごすのが至上命題。電子レンジを動かすには宇宙船の航行に必要な電力を余分に使うことになるので、目的地にギリギリ到着できるだけの「残電高」を残すための節電テクニックが必要になる。 照明を落としたり自動ドアの電源を切ったりといったハイテク宇宙船にしては笑ってしまうようなせせこましい努力と、ともあれやっぱり宇宙空間なので少しの油断が命の危険につながる緊張感とのギャップが面白い。宇宙での節約は命がけなのだ。 ビビったのはモモ艦長が最初から最後までマジでずっっっと裸だということ。衣服の洗濯に電力を使うのがもったいないとかそういう理屈なのかもしれんが、恐れ入った…。
宇宙貨物船の乗組員、モモ艦長は気になる本や鉄道模型をスーパー電子レンジで出力して船内で好き勝手過ごすのが至上命題。電子レンジを動かすには宇宙船の航行に必要な電力を余分に使うことになるので、目的地にギリギリ到着できるだけの「残電高」を残すための節電テクニックが必要になる。 照明を落としたり自動ドアの電源を切ったりといったハイテク宇宙船にしては笑ってしまうようなせせこましい努力と、ともあれやっぱり宇宙空間なので少しの油断が命の危険につながる緊張感とのギャップが面白い。宇宙での節約は命がけなのだ。 ビビったのはモモ艦長が最初から最後までマジでずっっっと裸だということ。衣服の洗濯に電力を使うのがもったいないとかそういう理屈なのかもしれんが、恐れ入った…。