あらすじ

ひょんなことから黒猫のキャスパーと一緒に暮らすことになった傭兵のアーサー。慣れない猫の世話に悪戦苦闘しながらも、彼らは心の距離を近づけていく。軍医のベディ、白猫の医師長、女性傭兵のスニンと共に過ごす平和な日常。そんな時、ペット同伴のパーテ ィに潜入するミッションが与えられることになり――。死地に生きる人間と猫の、心温まる戦場デイズ。
黒猫と兵士 1巻

この戦場には猫がいる。その腕前から“ワイルドハント”と恐れられる傭兵、アーサー・レイン。今日もまた狙撃の準備を行う彼の目の前に、1匹の黒猫が現れた。どうやら戦場に住み着いた野良らしい。空薬莢をおもちゃにして楽しそうに遊んでいる。「…少しだけ、このおかしな生き物を観察してみるか」死地に生きる1匹と1人の、少しほっこりな戦場デイズ。

黒猫と兵士 2巻

ひょんなことから黒猫のキャスパーと一緒に暮らすことになった傭兵のアーサー。慣れない猫の世話に悪戦苦闘しながらも、彼らは心の距離を近づけていく。軍医のベディ、白猫の医師長、女性傭兵のスニンと共に過ごす平和な日常。そんな時、ペット同伴のパーテ ィに潜入するミッションが与えられることになり――。死地に生きる人間と猫の、心温まる戦場デイズ。

黒猫と兵士 3巻

戦闘の跡地で見つけたキャスパーの写真。もしかしたらキャスパーの飼い主が見つかるかもしれないと、写真の情報を頼りに調査を開始したアーサーとベディは、難民キャンプにたどり着く。そこにいたのは猫の過去を知る老人だった。明かされるアーサーの過去、そして覚悟と決断。1人と1匹の関係に変化が――。心温まる戦場デイズ、ここに完結。