あらすじ

竜の腹から助け出した石像のララを邸に連れ帰るアリステア。二度目の絶望を前に思い出すのは短い幸せの記憶で……。
ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】1

国家魔術師のララはことあるごとに求婚してくる幼い弟子・アリステアを伴い危険度の低い魔物討伐に向かう。しかしそこにいたのは世界で一番危険な魔物とされるドラゴンだった!師弟そろって逃走を試みるが逃げ切るのは困難だと判断したララは、自身の持つ特別な魔法を使用し窮地からの脱出を試みるが―――!?「あなたはもう私のものです。絶対に逃がしはしませんよ」オネショタからの年齢逆転!?執着溺愛ファンタジー第1話♪

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】2

自ら石像になってから20年……。魔法がとけて目を覚ましたララが目にしたのはとても立派な宗教施設と、飾り立てられた己の姿、そして目の前に現れたのは心身ともにとても素晴らしく成長をとげたかつての愛弟子アリステアだった―――!!!!?「あなたはもう私のものです。絶対に逃がしはしませんよ」オネショタからの年齢逆転!?執着溺愛ファンタジー第2話♪

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】3

『絶望的なまでに子供にとって親は世界の全てなの』国家魔術師になったばかりのララが上司のルトフェルにやんわり命じられた「弟子取り」まだまだそんな余裕はないと断ろうとしたけれど、ララに断られたらその人物は”処分”されると聞かされ会うことをやむなく承諾する。するとそこにいたのはやせ細って薄汚れた幼い子供で―――!?ララとアリステアとの出会いはなかなかハードモード?ヤンデレイケメンからの執着溺愛ファンタジー♡第3話♪

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】4

『あなたはもう私のものです絶対に逃がしはしませんよ』気力も魔力も体力も空っぽのララが気絶から復活するとそこに現れたのは何度見ても罪深いほど己の好みに育った正真正銘の愛弟子アリステアだった。体を気遣う温かい言葉をかけてくれるアリスに思わず胸の高鳴りを覚える。これはあのアリス!と思い直していたのに「諦めて私と結婚してください」幼い頃向けられた求婚の言葉を再び浴びせられて―――!? アリステアからの重い愛情が止まらない!?!?!?!? ヤンデレイケメンからの執着溺愛ファンタジー!第4話♪

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】5

豹変したアリスに迫られ覚悟を決めるララ。けれど一線を超える前にアリスは手を止めてしまう。貞操の危機を脱し一安心したものの内心少し複雑で…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】6

全肯定で褒めて褒めて褒めて育てた末に訪れたアリステアの【反抗期】!!!頭を抱えつつも成長を喜ぶララ。しかし思わぬ事件が勃発してーーー?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】7

己を害した人間を強大な力でねじ伏せたアリステア。彼の癒えぬ心の傷の深さに悲しみを覚えるララ。人との繋がりをアリステアに教えたいと強く願うのだけれどーーー?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】8

自分の息子にならないかとアリステアに提案するララ。名案だと思っていたのに「死んでもお断り」とすげなく却下されてしまう。結婚しても一緒にいるために精いっぱい考えたのだと説明すると、養子以外にも方法があると言われ---?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】9

眠りから目覚めたララの目に入った肌色は愛弟子アリステアのものだった…。昔はララの方から寝床に潜り込んでくれたと斜め上な言い訳にあきれながらも、駄々洩れる色気に胸の高鳴りは止まらなくて―――!?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】10

「彼女さえいなければ人間なんて滅んでしまってもいいのに」やさしいばかりのララに怒りを覚えてもいいのにと思いなやむアリステア。そんなおり思い出したのは彼女と出会う前のひどく辛い出来事で…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】11

悪夢の竜討伐を生き残ったアリスに残されたのは、「子供の分際で死ぬなんて絶対に許さない」という呪いにも似た言葉と、ララを殺した竜につけられた醜い傷跡、それから…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】12

ララの敵を討つことを誓ったアリステアはルトフェルに弟子入りして魔法の研鑽に励む。しかし、習うことはララに教えられたことばかりで…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】13

ララの仇のドラゴンの腹を裂くと出てきたのは両手を組み祈りをささげる乙女の石像だった。その姿はありし日の師匠に瓜二つで…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】14

ひどい扱いを受けても、相手を傷つけたくないと強く願う幼いララが発現させた己を石化する魔法。しかし、それは無知な人間を恐怖に陥れるには充分な力で…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】15

古竜討伐の見返りにヒトに見捨てられた土地を強請るアリステア。枯れ果てた大地に興味もない国王は爵位と共に示された土地を受け渡す。手に入れた地でいつか目覚めるであろうララの為、彼女の夢を少しずつ実現させるが……?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】16

ララの望んだ世界を作るため自分の領地の統治にいそしむアリステア。しかし、潤う領地とは裏腹にアリスの胸に募る虚無感と激しい恋慕だったのだがーーー?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】17

乙女の石像の行方を知る人間を城に召喚したアリス。かすかな希望を胸に謁見の間に赴き顔を上げるように命じるとそこにいたのは……?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】18

アリスに手を引かれ乗り込んだ馬車で案内されたガ―ディナー伯爵領。そこには過去、ララが夢見た理想の国が広がっていて…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】19

ララの何気ない夢物語りを叶えようと愚直に努力したアリステア、自分のせいで彼の人生を奪ってしまったとララは涙を零す。そんなララにアリステアが望んだことは―――?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】20

天才だから大丈夫というアリステアに若干の不安が残るもののアリステアに身をゆだねる決意をするララだが―――?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】21

ついにララと結ばれるアリステア…彼は天才なので失敗はないはずなのだけれどララのフォローがアリスを刺激してしまい―――?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】22

アリステアと想いを通わせた翌朝、彼の姿が朝日に照らされ眩しく映る。しかしよく見るとアリスのいでたちは本当にきらきらしていて?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】23

正式にアリステアと結婚したララ。領主夫人としての初公務は孤児院の視察。幼いころの自分を知る院長の言葉に昔の己の夢を思い出し…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】24

国王から届いた書状には今年こそ王都に顔を出すようにと書いてあった。王都といえば、恩師であるルトフェルに会えるかもしれないとソワっとするララだが…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】25

アリステアの不在により恋心を自覚したララ。たった数日で感じるさみしさを20年間抱え続けたアリスの心を思うといてもたってもいられず?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】26

竜が村へ入るのを食い止めようと馬に乗り森へ向かったララだったが、そこには魔障をつけられた国家魔術師がいて―――!?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】27

夜襲にあったアリステアだが圧倒的な力の差を見せつけ一掃する。うんざりしつつ自領にいるララへ思いを馳せるが?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】28

王都で貴族同士の社交に励んだアリステア。最後に会ったのは師であり、まったく余裕の持てない相手ルトフェルで…?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】29

ララが結界の外に出たことを察知し急いで領地に戻るアリステア。邸に戻り使用人に状況を確認し、ララの元に向かうが?

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける 【短編】30

竜の腹から助け出した石像のララを邸に連れ帰るアリステア。二度目の絶望を前に思い出すのは短い幸せの記憶で……。