“人に見えないモノ”が見える青年・シルフレイヴを訪ねてきたのは、火事で家族を亡くした少女・アンジェリカ。彼女にはある“モノ”が憑いていた……!!
「君は“黒い霧”の事を知る必要はない」。シルフレイヴにそう告げられて反発するアンジェリカ。“黒い霧”に翻弄された人間の魔の手が彼女の元へと再び忍び寄る――。
「オレはしばらく戻れない後は頼む」。そう言い残して姿を消したシルフレイヴ。その隙をついて“闇の住人”たちが残されたアンジェリカを手に入れんと本格的に動き出す──。