あらすじ

1977年から「冒険王」で連載された本作は、少年アクションに航空機漫画の要素を組み込んだ作品である。作者は当時少女漫画から劇画まで幅広い連載を多数抱えていた桜多吾作。70年代半ばからは、ダイナミックプロの一員として『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボグレンダイザー』など数々のロボットアニメのコミカライズを担当していた。作中では、カッコいいジェット機を自在に操る一方で“平和のため”という美名のもと“正義の味方”らしくない厳しい命令に従うマッハ隊。その苦悩を胸に迫るようなペンタッチで描いていく力量は、その豊富な執筆歴によって培われたものだ。なお今回の刊行では最終回をはじめ未単行本化エピソードを初収録する。
マッハSOS 1巻

1977年から「冒険王」で連載された本作は、少年アクションに航空機漫画の要素を組み込んだ作品である。作者は当時少女漫画から劇画まで幅広い連載を多数抱えていた桜多吾作。70年代半ばからは、ダイナミックプロの一員として『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボグレンダイザー』など数々のロボットアニメのコミカライズを担当していた。作中では、カッコいいジェット機を自在に操る一方で“平和のため”という美名のもと“正義の味方”らしくない厳しい命令に従うマッハ隊。その苦悩を胸に迫るようなペンタッチで描いていく力量は、その豊富な執筆歴によって培われたものだ。なお今回の刊行では最終回をはじめ未単行本化エピソードを初収録する。

マッハSOS 2巻

ラブルメーカー大造をメンバーに迎え入れたマッハ少年隊に新たな試練が舞い込む――。次の任務は、最新鋭戦闘機での飛行訓練だ。しかし訓練の航路上、謎の国籍不明艦があらわれ核実験を始めたため任務変更。マッハ隊に不明艦撃沈の命が下る!隊員たちは、無謀な命令を言い渡した自衛隊の長老たちに不信感を持つが、飛来するミサイルで犠牲者が続出。彼らの機体は、全機レーダーから反応が消えてしまう……。(OP-7『黒い陰謀』より)

マッハSOS 3巻

日本滅亡を阻止せよ!!マッハ隊 交戦開始!!≪あらすじ≫ジャンボ旅客機に爆弾が仕掛けられ、286名の人質がとられるハイジャック事件勃発! 50億円を要求する難事件の解決に乗り出すマッハ隊だが、犯人の姿は機内には見当たらず、脅迫電波をどこから出しているのかも掴むことが出ない。姿なき犯人のメッセージから不自然な物音を聞き取ったことで、マッハ隊の指揮を任されるサブだったが……? 時限爆弾が刻一刻と残り時間を刻んでいくなか、全国のマッハ少年隊による人質救出作戦が開始される!!(OP-12『ハイジャック救助作戦』より)

マッハSOS 4巻

空を 平和を守るマッハ隊の最後の戦いを見届けろ!!最終回をはじめ、幻の未単行本化エピソードを初収録!!≪あらすじ≫NEW JAPAN EMPIRE CONSTRUCTION(新日本帝国建設)計画発動!!それは時空間電送機で1979年の最新の兵器を1940年代に持ち込み、世界征服をしようという恐るべき計画だ。世界の危機を前にマッハ隊は、サブ一人を残して重症を負わされリタイヤしてしまう。サブは4人の決死隊を募り敵陣に乗り込むが、電送機の暴走により1947年にタイムスリップさせられてしまい……!?(OP-19~21『NJEC作戦』より)