あらすじ

額に嵌め込まれたラピス・ラズリ。第三の眼を持つパルミラ王国の王太子シャオランは、傍系王族の叛逆により家族を失い、ひとり逃亡を続けた。そして“恐怖の男”と呼ばれる傭兵アッシュとなって過去を捨て、同じ呼称を持つイライジャの傍らで生きて行くことを選ぶ。だが、CIAやKGBの国家的謀略に巻き込まれ、母国の刺客からも追われる身に。
恐怖の男たち・1[LESAFFRES]【イラスト入り】

額に嵌め込まれたラピス・ラズリ。第三の眼を持つパルミラ王国の王太子シャオランは、傍系王族の叛逆により家族を失い、ひとり逃亡を続けた。そして“恐怖の男”と呼ばれる傭兵アッシュとなって過去を捨て、同じ呼称を持つイライジャの傍らで生きて行くことを選ぶ。だが、CIAやKGBの国家的謀略に巻き込まれ、母国の刺客からも追われる身に。

恐怖の男たち・2[LESAFFRES]【イラスト入り】

イライジャはベトナム時代の戦友“トウキョウ・ジョー”と手を組み英国海軍提督をソ連へ亡命させる仕事を引き受ける。アルミニアでの事件以来、自己を失っていたアッシュであったが、心身の傷の癒えぬままにもイライジャと行動を共にすることを望んだ。だが、ジョーの本当の任務は別のところにあった。そして、イライジャは死の淵を覗くことに。

恐怖の男たち・3[LESAFFRES]【イラスト入り】

十年前、自らの手で生命を奪った妹・イェンホワの生存を知り、アッシュはイライジャとアメリカへ乗り込む。しかし、再開したイェンホワの目はアッシュに対し憎しみの色しか見せなかった。裏をかきあう東西国家の欲望の渦から逃れ、彼らはそれぞれ己の生き方を貫いていくのだった。