あらすじ

ゴードンヘルを駆るDr.ヘルの“機械道空手 双拳地獄送り”がマジンガーZとアルテミスAに炸裂。ゴードンヘルはゴードンソードを正拳形態へと変形させ、ビッグバンパンチを打ち下ろす。絶対絶命の窮地に甲児が選択する未来は……?『真マジンガーZERO』、大団円を迎える最終巻。
真マジンガーZERO 1巻
兜甲児の祖父である兜十蔵の生み出したロボット工学やエネルギー技術によって、人類は繁栄を謳歌していた。ある日、十蔵が光子力研究所のエネルギーシステムを乗っ取る事件が起きる。甲児はさやかとともに、十蔵の要求に従っい研究施設へと向かうのだが……。永井豪の原作をもとに、新たな作品世界を構築した『真マジンガーZERO』がいよいよ登場!!
真マジンガーZERO 2巻
マジンガーZに兜甲児が取り込まれ、世界を滅ぼす魔神となる世界を渡り歩いてきたミネルバXは、2799周期ぶりにマジンガーZに取り込まれることなくマジンガーを操縦する兜甲児に遭遇する。転校生として、甲児の学校に転入したミネルバXの目に映るのは……?
真マジンガーZERO 3巻
Dr.ヘルによって生み出されながら、甲児たちの仲間として受け入れられたミネルバXは、これまで渡り歩いてきた世界とは異なる感慨に胸を熱くする。そして、この世界でのマジンガーZとDr.ヘルとの戦いを描いたドキュメンタリームービー「マジン大戦」を目にする。
真マジンガーZERO 4巻
「マジン大戦」の結果、Dr.ヘルが支配する地球と人類が生息する光子力電磁ネットで覆われた半径200㎞の世界。ミネルバXはこの世界の真実を知り、電磁ネットで囲われた鳥籠の世界を守るべく光子力ビームで迫り来るDr.ヘルの軍勢と戦う。時を同じくして、兜甲児が駆るマジンガーZは機械獣と一体化したあしゅら男爵と対峙する。
真マジンガーZERO 5巻
機械獣あしゅら男爵をギリギリのところで倒したマジンガーZ。けれども、ブロッケン男爵の捨て身の攻撃により光子力研究所のバリア制御装置が破壊され、電磁バリアが消失してしまう。Dr.ヘルはバードス島を起動させ、銀河系を支配するために建造された機械獣・ゴードンヘルで光子力研究所を急襲する。
真マジンガーZERO 6巻
ゴードンヘルの強襲を受け、絶体絶命の窮地に立った兜甲児らに、ミネルバXはこれまで見てきた別の世界での経験をフォトンコネクションで見せる。甲児たちはミネルバXの記憶を介して、兜十蔵とDr.ヘルの数奇な因縁を垣間見る。
真マジンガーZERO 7巻
人類を滅ぼし世界を焼き尽くすマジンガーZ。その暴走を食い止めるべく、ミネルバXは幾度となく時を遡り、いくつもの世界を繰り返してきたのだった。兜甲児がマジンガーZに取り込まれることなく、人類の側でマジンガーZを操縦する世界──ミネルバXは、巨大なゴードンヘルによって窮地に立たされた現在の世界を変える力が兜甲児にあることを明かす。
真マジンガーZERO 8巻
マジンガーZの真の力、魔神パワーを解放しつつ、ゴードンヘルに立ち向かう兜甲児とマジンガーZ。7つの魔神パワーのうち3つめ“強化”、4つめ“高次予測”、5つめ“変態”と次々にマジンパワーを解放し、暴走と隣り合わせで戦う。ゴードンヘルの止めの一撃“ゴードンサイクロンファイヤーマキシマム”が迫るなか、甲児が選択するのは……。
真マジンガーZERO 9巻
ゴードンヘルを駆るDr.ヘルの“機械道空手 双拳地獄送り”がマジンガーZとアルテミスAに炸裂。ゴードンヘルはゴードンソードを正拳形態へと変形させ、ビッグバンパンチを打ち下ろす。絶対絶命の窮地に甲児が選択する未来は……?『真マジンガーZERO』、大団円を迎える最終巻。
マジンサーガ

マジンサーガ

著者自身の代表作『マジンガーZ』を新たな視点から再構築した『マジンサーガ』がついに電子書籍で登場!! 精神力で自在に形状を変えることができる超精神物質“Z”。この物質を用いて生み出された“神の鎧・マジンガーZ”。父から託された研究成果である“マジンガーZ”を装着した兜甲児は、その力をコントロールしようとするのだが……。
天空之狗

天空之狗

“神”として“妖怪”として親しまれてきた“天狗”に独自の解釈を加え、イマジネーションあふれる作品世界に昇華させた『天空之狗』がいよいよ登場。天空社は表向きオカルト月刊誌「ミスト」を発行する出版社だが、本来は“天狗”としての使命を果たすためのメンバーが集った超能力者集団“天空之狗”だった。太古の昔より人間の精神に取り憑き、人間を食い物にしてきた闇の魔物・禍霊(まがつひ)の封印が解かれつつあることを知った“天空之狗”は、この世界を守るため“この世の外”との戦いに挑む。
THE BIRD

THE BIRD

永井豪が生み出したもう一つのバイオレンスアクション。中空を考え込みながら舞う翼の生えた人の姿があった。人間の世界に憧れを抱き、ホームを脱走、仲間から追われる身となったデビット・バード。彼の目に映る人間社会とは……? 追う者と追われる者の壮絶な戦いが始まる。
ミストストーリー

ミストストーリー

著者入魂の連作短編集。霧の中では現実が歪み、この世とあの世の境界が現れる。「ミストストーリー」(「霧」の中の物語)、そこにはもう一つの“現実”がある。面や人形に興味を持っている少女・ミコ。友人から冗談っぽく自分の顔が「お面」っぽいと言われ、両手で顔を持つ。──「面」、自殺した丸石の代わりの雪だるまを作っていた白田は、丸石をいじめていた黒条のグループから目をつけられる。翌日、黒条のグループだった徳森と幸原が殺される事件が起きる。──「雪」など7編を収録。
神話大戦

神話大戦

古代インドの長編叙事詩『ラーマーヤナ』を大胆にアレンジし、日本人にも馴染みやすいSFの世界観で展開した『神話大戦 ラーマーヤナ編』がいよいよ登場!! ラーマ王子と美しい妃シータ、勇者ハマヌーンの物語が、永井豪の芳醇なイマジネーションをもとにいま鮮やかに蘇る。突如、ランカ島(現スリランカ)の人々を魔神ラーヴァナが襲う。神にも悪魔にも殺されることがないラーヴァナに邪悪な波動を感じたインドラ神は、インドラの必殺の武器ヴァジラを手に立ち向かうのだが……。「アジアの人々のほとんどが『ラーマーヤナ』の物語を知っているのに、アジアの一員である日本人がほとんど知らないのはかなしい。マンガで描こうと思った」(『神話大戦』解説 永井豪より)